2023-06-15 短歌 62 真四角は孤独のかたちトーストに冷えたバターがとけてゆかない 喚び出した悪魔にこれから食べられる 残るのはチョコラBBの瓶だけ 上長がお昼の前に顔を出す 赤ちゃんのいる家の匂いをさせて 退屈もドレスコードさ マジシャンが酔いすぎて月にかざす手のひら いつまでもオウムのままの僕だった あなたがことばを教えてくれる すぐ慣れてわからなくなる 深海にみんなで住んでいる楽しさも 元カノに連れられて午後は春画見る 猥雑なBtoBのつかのま