犬夜叉
「犬夜叉」を読み終わりました。面白かった。
「奈落」というラスボスを相手に戦う、バトル漫画なのだけど、「工夫して強い相手をなんとか倒す」「恐ろしい敵キャラの恐怖」「それに立ち向かっていくヒーローの熱さ」とかのような、バトル漫画の快楽を感じられるような展開はほぼない。
一方、キャラクターとその掛け合いは魅力的で、ただしく「高橋留美子の世界」を楽しむための作品という感じ。
好きだったキャラは神楽と珊瑚、……そして殺生丸。弟の挑戦を受ける兄という立ち位置で、すごいずっといけずなんだけど、そのなかに(本人もかならずしも望んでいないだろう)深い情があることを描く感じ。大好きです。
あと基本的におすましの表情をしているのも魅力的。それを補うようにいろいろしゃべってくれる邪見、りんとのパーティも素晴らしかったですね。
お菓子
ちょっとグレード高めのお菓子屋さんでお菓子を買ってきた。商品説明のところには、ちょっと何だったのか分からなかったので適当なんですが、「商品名:夏のトロワ・アプヴェディサンのフェリーム」「説明:①ガドレットのポポワ ②紅糖のテュテュティーヌ ③フォロサザンのクリーム・ギュメイ」みたいな、本当にわからないことが書かれていて*1、しかも、店員の方に「これはどういった商品なんでしょうか…」と聞いてみたら、「そうですね。あの、書いてある通りなんですけど」と言われ、「ははーん、こんなマウントを食らったのはひさびさ*2ですねえ」と思いながら、しかたなく情報ゼロで購入*3。
食べてみても情報は増えなかったのですが、非常においしく、また食べたいなあと思いました。
上のほうはクッキーを砕いている(orクッキーを食べた後に袋に残っている粉?)みたいなやつで、その下の透明な層は紅茶とパイナップルかな。そして最下層には固まってないプリンみたいなものがある。どの層もとても甘いのだが、違った甘みがあって一緒に食べると絶妙なハーモニーでおいしい。
……とここまで書いたけど、一層ずつ別々で食べるスイーツだったらどうしようかな。ブログとして残る形で公開していいのか、ちょっと躊躇が入る。*4
2023シーズンJ1リーグ 第7節 セレッソ大阪vs北海道コンサドーレ札幌
本日は敵地で勝利。前節同様、個人的には非常に満足である。
今回も開いては4-3-3だったので、青木選手が鈴木徳真選手を、キムゴンヒ選手と浅野選手が相手CB2枚を見る形で簡単にマンマークをはめることに成功。そうなった場合セレッソはキム・ジンヒョン選手がラインをひとつ飛び越えたボールをけってくるのだけど、逆にいえばそれだけで、札幌的には落下点で勝負すればよい。
このアンカーを置く形、近年はJリーグでもトレンドになっているけど、札幌のやりかたはこれにうまくメタを張れる立ち位置に現状なっている気がする。可変を仕込めていない一本調子の4-3-3には人をはっつけやすいし、イーブンなボールをミドルゾーンに入れさせてからの球際勝負には一日の長がある。
守りはCBとGKの質に頼る部分が大きいので、勝負はずっと水物になるだろうが、〇年程度の成績は最低でも残せるんじゃないか、と思っている。
そのうえで、福森選手のローリスクハイリターンな使いかたを見つけ出せるかとか、新戦力の突き上げはあるか、とかを楽しめるいいシーズンになりそう。なるといいな。