タイトルは「最近見て良かったコンテンツ」の略です。
「ふたりはおしり愛」「おしり愛~診察中~」
という題名が最悪なマンガを読んでいた。ボーイズラブではなく、天才イケメン肛門外科医と、彼の医院に押しかけて住み込みで働いている肛門外科医の32歳女性のお話。
仕事以外はだらしなくて横暴なドSイケメン院長に振り回されながら、でも要所要所では大事にしてくれるのでスキ……! みたいな、まあ非常にジャンキーなラブコメディで、高尚さはほとんどない作品なのですが、読み終わって、「こういうのに萌える時間もべつに人生には大事だよな…」とは思った。面白かった*1です。
「ふたりはおしり愛」というタイトルで3巻、その後「おしり愛~診察中~」という名前で6巻出ていて、それで完結している。前半はお仕事+恋愛といったシリアスなムードもあるのだけど、後半になるとギャグテイストは強めになる。
医療シーンがそんなに重要なわけではないのだけど、尻を拭いているときとかにこの漫画のシーンを思い出して、肛門を大切にしなきゃな…、とちょっと考えてしまうのが、「なんでこんな作品に…」*2という感じでちょっと悔しさがある。
でも、話と話の間のおまけページでは、作者が「このマンガを通じて、皆さんが肛門のことをもっと大事にしてくれますように…」みたいな殊勝なこと*3を言ってもいて。そういう意味では作品としての目的を十全に達成している、良い作品だと言えるのかもしれない。
職人社長の家づくり工務店
【注文住宅】実際に住んで後悔してから気づいたイライラ設備10選をぶっちゃけます!
大工出身の工務店社長が家の設備について語るこちらのチャンネルが最近見た良いコンテンツだった。「引き戸はレールが掃除しにくいので、わざわざ引き戸じゃなくていい場所を引き戸にするとプチストレスになる」「一方、よく通るところや家事動線を開き戸にすると邪魔」「収納のなかにコンセントを」「ビルトインガレージおすすめ」「勝手口は無くてよければ無いほうがいい」
……といった、家づくりのTipsを、職人気質っぽい(悪い意味での演者っぽさがない)社長がとつとつと、でもわかりやすく聞き取りやすく話してくれるというコンテンツである。
何個も動画を見ていると、おなじことばかり言っとるやんけ!と思うときもあるのだが、それが余計にリアリティを感じる。やっぱり、いつもいつでも新しいことを言い続ける人って面白いかもしれないけど、信用はできないじゃないですか。
信頼できる本当のことというのは、必然的にネタ切れをするものなのである。そしてネタ切れを恐れず、けど沈黙することもなく、お得な情報を真摯に伝え続けるコンテンツのどれほど貴重なことか。
話を聞いていると、「たしかに~」「なるほど~」とうなずける。
個人的にも次やその次ではないにしてもさらにその次くらいには…、というくらいにはぼんやりと家についての話し合いもしているタイミングなので、かなり参考になった。おすすめコンテンツです。
過去動画を見ているといきなり再生数が上がった境目があり、やっぱりYouTube、赤色と黒色*4が大事なんだな…、と思った。