デュエルマスターになりたい

 

 「デュエル・マスターズ プレイス」というソシャゲをずっとやっている。もうこれがね、本当に楽しいんですよ。直近でずっと使っていた、もう僕にとっては5つ目の手足ともいえるお気に入りのデッキを自慢させてください。

 

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 このゲームのランクマッチでは、上から順に、「レジェンド」「デュエル・マスター」「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」「ビギナー」というディビジョン分けがされている。このデッキで「プラチナ」の半分よりちょっと上、くらいの帯でシーズンを終えた。

 

 「4色ボルコン」「デイガボルコン」「シータミッドレンジ」「ラッカ速攻」「赤白速攻」「二角コントロール」「ドボルカイザー」……、「デュエルマスターズに限らずいろいろなゲームでそうだと思うのですが、こういうゲームってやっぱりランクを上がっていくごとに使われるデッキのタイプというのはいくつかに絞られてきて、典型的な構成や動きかたがプレイヤーのあいだの共有財産として広まっている。

 

 ……のですが、うれしいことに、このデッキっておそらくそのリストに載っていない、非典型的なデッキなんですよね。いちおう「青黒ハンデス+タッチ白」というような呼びかたをすることもできるかもしれないが、それでも典型的な青黒ハンデスとは違うカードを起用していて、とくに、フィニッシャーを「クリスタル・ジャベリン」にしているのはほんとうにほかにはほぼ誰もいないのではないか。

 

 このデッキは、勝てるときはだいたい以下のような動きかたをする。

1.相手の手札を破壊したり、ドローしたりしながら場にクリーチャーを出す。

2.「クリスタル・ジャベリン」を出して、そばにいる「汽車男」とか「アクア・ハルカス」などといっしょに相手のシールドを3枚ブレイクして、つぎのターンに殴りきるぜ!と対応を迫らせる。

3.

A.相手がブロッカーを出してきたら、多めに入っているブロッカー対策カードをプレイ。

B.「クリスタル・ジャベリン」を除去しようにも、手札に戻ってまた次のターン殴ってくるだけ。

C.相手が殴り合いに持ち込んできたら、21枚入っているシールド・トリガーで逆襲。とくにクリーチャーが出てくれるとうれしい。

 「ジャベリン」で選択を突きつけたあとの、 再対応の豊富さが強みだと思う。オリジナリティを発揮しつつ、ふつうに戦えるデッキができたのがうれしいね。

 

 で、先日新しいカードが追加されて勢力図がかなり変わったわけなのですが、ちょっと様子を見てみた感じ、「邪魂創世」「アストラル・リーフ」「アクアン」といったドローカードがめちゃくちゃ強く、まず手札破壊&ドローでリソース差を作る、というこのデッキの基本的な動きが成立しにくくなっているような雰囲気がある。

 しだいに大量ドロー対策として「ロスト・ソウル」が起用されはじめると思うけど、それもかなりこのデッキにとっては厳しい。

 

 なかなか情勢は渋いけれど、こんどもまた、戦える変わったデッキを作ってお気に入りにしたいですね。目指せデュエルマスター。