食材本体よりも調味料をかけているときのほうがわくわくする! ……酒飲みだから*1、味の濃い料理、香りが強い料理刺激がする料理が好きというのもあるのだけど、それだけではなくてやっぱり遺伝子レベルでの好みなんだとも思いますね! 個性!
というわけで今回は、薬味、スパイス、調味料、香草などを楽しく使うことのできる、個人的ずっとスタメンのお家おつまみを2個紹介したい。
1個目は冷ややっこ! 貧していたころは3段パックの豆腐を買って、うえから順に朝ご飯・昼ご飯・夕ご飯としていたこともある思い出の食材である。そのころはパックから出しもせず、豆腐をちょっと削ってそのくぼみに醤油をかけて食べる*2、……くらいだったのだが、最近はいろいろな薬味とともに味わっている。
しょうがはちょっと苦手なので乗せる時もあれば乗せないときもある。……しかしチューブではない本体がある場合は別で、乗せれば乗せるほどおいしいので乗せちゃう。鰹節や長ネギも鉄板でいいですよね。とくに長ネギは冷ややっこの構造上の欠陥である「食感」を補ってくれるので採用しやすい。にんにくや豆板醤など、主張強めの薬味も大好きです。
でもいちばん好きなのは「海苔」かもしれない。ひたひたになって醤油を吸ってくれるというのが偉大なんですよね。海苔の枚数で塩味をコントロールできるというか。
2品目はもやしナムル。……ナムルなのかはちょっとわからないんですけど、でももやしを茹でて、ウェイパーを軸にそのとき思いついた(手元にあった)薬味を足してあえるもののことです。
まあごま油、塩、シーチキン、鰹節、黒コショウ、ホワイトペッパー、鷹の爪、パセリ、ラー油、醤油、にんにく、ごま、……あたりから4~5個をピックする形になるのですけど、毎回違った味になるので個人的には楽しい。
料理が上手い、の条件って安定した味が出せることだとは思うのだが、やっぱりランダム性が好きなんですよね。
今日デートしたんだけど「ランダム性が好きだから歯磨きするときも順番じゃなくて1本単位でランダムピックして磨いている」という話をしたらキモがられて脈無くなった。
— soudai (@kageboushi99m2) 2022年7月2日
今日作ったもやしナムルにはちょっと気まぐれでしょうがを入れてみたんだけど、(ちょっと入れ過ぎた感じはしたが)さわやかな感じになって意外とよかった。飲み会の終盤で出てくるとうれしい感じ。
うれしい。疼き。
疼きがある。
新しい薬味を、もっとためしたい。