2020-01-29 短歌 5 この夏にできたばかりの親戚が僕を誘って行く秋葉原 バイト後は飲み会があり月の死の砂漠にいつかみんなで行くの 黒板に補助線を引く先生の補助線がとてもまっすぐだった 海にうといお前と海へ 車内ではお前はスピーカーと同じか 兄ちゃんは愛国心の迷宮にいる けど夕飯に帰ってくるよ 僕たちのどちらもいないキッチンでしばらく交尾するハサミムシ 映画音楽 ふたりはカウチで眠くなりヴィオラがソロを取るときがくる