なぜ10時まで時間をつぶしていたのかというと、その時間になると近くにあるこちらの施設が開館するから。みてください。すごいですよね。うれしい漢字しか書かれていない。
この日南市ももちろん芋焼酎が盛んで、中にはいろいろな酒蔵のお酒が並び、ひたすら試飲*1をすることができた。スタッフさんもやはり地元のひとらしく、焼酎をばしばし注いでくれるので非常にうれしかった。しばらく堪能したあとおみやげに何本か購入した。「飫肥駅」からはけっこう近い場所にあるので、訪れるのをおすすめします。
そのあとはバスに乗って日南市の海側の区域「油津」へ。バス停を降りたところに観光案内所があったので、一応何か見ているふりをしつつ涼んでいたのだがそしたら急にスタッフさんが「わかっていますよ」というような顔をして、「もう写真は撮りましたか? 裏口を出てすぐのところにありますよ?」と話しかけてきた。
「何?」と思いながら言われたところに行くと、あったのはこれでした。ご当地ポケモンのポケふたというやつですね。ポケモンローカルアクトという企画があって、岩手だったらイシツブテとか、福井だったらカイリューみたいな、ご当地にゆかりのあるポケモンを使ったちょっとした町おこしの機運があるのである。知識として知ってはいたが、現物を見るのは初めてだ。
というわけでアローラナッシーちゃんとおまけ?のダイノーズを写真に収めました。
参考 宮崎はナッシー
宮崎×ナッシー・アローラナッシー|ポケモンローカルActs - ポケモンだいすきクラブ
ほかにもダイレックスが核店舗となっているコンパクトなショッピングセンターを歩いたり、
駅前の商店街でこのスタイルの寿司を食べたり、
なかなかいいルックの赤レンガ資料館や橋を見たりと街歩きを楽しんだ。飫肥は武家の街でしたが、こちらはまた違った生活感や雰囲気があって、いいところでした油津。しかし、1個だけ良くないなと思ったところがあってそれが駅のデザイン。
これは、どうなんですかね……。たしかにキャンプ地でカープとの結びつきが深いというのは理解したのだが、駅という地域の中心施設のアイデンティティをここまで譲り渡す必要はあるのか?とちょっと思ってしまった。愛郷心の強い広島のひとも、これを見るとちょっと苦い気持ちになるのではないだろうか。「ワンポイントでいいんだよ」と、たとえカープの熱いファンであっても思っちゃうような気がする。
*1:変換したら最初「死因」と出てきたが、「間違いではないな…」と思って感心した。