さあ、これから残留争いだ!~2024’J1リーグ第29節 北海道コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレ~
【北海道コンサドーレ札幌×川崎フロンターレ|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第29節|2024シーズン|Jリーグ
2-0で勝利! これによって勝ち点は25となり鳥栖を抜いて19位になりました。じつに5月以来となる最下位脱出とのことである。うれしい~! うれしいのですが😠、こんだけ例外的な成績の上向きを成し遂げたうえで、それでも今立っているのは残留争いのスタートラインなんですよね。これから、おなじ火事場の力を、もう一度発揮しなければいけない。
ただ、夏のファイヤー補強の段階とはまた違ったチーム状況にあるのはありがたいところ。あの頃は「全員びっくりするような神補強であることを祈る…」という感じでしたが、いまはそうではなく、すでにいたメンバーが実力を発揮して戦えている、……戦えているどころかむしろ気迫でイーブンのゲームをこっちに持ってこれる、くらいのパフォーマンスを発揮できている。
札幌がサッカーというゲームの主人公ならこれで残留は堅いでしょうが、あいにくながらサッカーは全員が主役のゲーム。いま調子を落としている残留争いの相手も、それぞれここから反発力を見せてくるでしょう。最後まで、応援していきます。
『〈賄賂〉のある暮らし 市場経済化後のカザフスタン』
という本を読んでいました。医療にかかるとき、商売をするとき、資格を得るときや公的手続きを進めるときなど、生活のさまざまなタイミングで「賄賂」を使うことが当然の現実として受け止められている社会を舞台に、賄賂のある暮らしがどんなふうに営まれているのかを生き生きと?描いた本。
賄賂の習慣一般について述べた文化人類学の本…、というわけではなく、あくまで市場経済化後のカザフスタンというケースに絞っていて、また「賄賂」という主題に入る前にカザフスタンの基礎的なことについても解説してくれるので、ディシプリンで言うと地域研究っぽいですね。
そんなにカザフスタンや賄賂に興味がなくても読み物としてとっても面白い。やっぱりフィクションとかでワルな登場人物がスマートに袖の下で物事を解決するくだりとかを見るとかっこよく感じたりするじゃないですか、あれの背景にはこんなことがあったんだなあ…、となります。
賄賂が一般的じゃない社会に育った身からするとすべてが奇妙に見えますが、それでも社会を回すシステムの解のひとつとして自然に出てくるんだろうな…、賄賂のある暮らし…、となりました。
「魔探偵ロキ」
という漫画を読んでいました。北欧神話の神々が日本にやってきて、まゆらちゃんという女の子と一緒に難事件を解決~、といった公式のあらすじはあるのだと思いますが、正直なんでもよく、まあ愛すべきキャラクターたちが出てきてドタバタするという古色ゆかしきオタク漫画である。
面白い作品かというと、……やす子オリンピックなら優勝というくらいの感じですが、まあでもこれくらいでいいんだよな。最近の漫画は面白くなりすぎた。キャラが可愛いね^^となりながらなんとなく、ときには文字すら読まないでめくる漫画というのはこういうのでいいんですよ。