奥の松 あだたら吟醸 ほか

 

奥の松 あだたら吟醸

地元二本松の名山、水齢40年とも言われる「安達太良山(あだたらやま)」の伏流水を使用し”毎晩飲める吟醸酒”を目指した酒です。
ひとクラス上の美味しさをお手頃価格で提供できる地酒蔵でありたいと想いを込め、地元が慣れ親しんだ「あだたら」を商品名にしました。

あだたら吟醸 | 奥の松酒造株式会社

 今週はこのお酒を飲んでいく*1福島県二本松市の「奥の松酒造」というところが出しているお酒。ふだん飲みのための廉価流通版、といった立ち位置*2の銘柄のようですね。実際に飲んでみるとわかりやすい香りとコクがあって、食事に合わせやすい切れもあり、酒飲みが笑顔になるようないいお酒でありました。

 

 値段も普通にリーズナブルだし、あっためてもおいしそうなのでこれは買い物サイクルに加えたい。素晴らしかったです。

 

ヒルビリー・エレジー』J.D.ヴァンス

ヒルビリー・エレジー - 光文社

 『ヒルビリー・エレジー』を読みました。「見捨てられた白人が暮らすさびれた街」で破壊的な家庭環境と、なにをやってもだめだとあきらめている周囲の人々に囲まれて幼少期を過ごした著者が、幼い目に映った印象的なエピソードとともに、大学に進学し「上流の」人々の輪に入るようになったのち*3に感じた違和感や疎外感などを赤裸々に綴っている。

 

 この本が言及されるようなテキストと違って、こちらは社会学的な意図があるわけではなく、シンプルな自伝というか半生伝のようなものである。ただ、人生を半分しか生きていないためか、自伝が持てるような人生に関する省察がなくて、読み物として面白いかと言うとそうでもないと思う。ただ、熟していないテキストだからこそうかがえる著者についてのこと、みたいなのはあって、そこに面白さを見出すことは可能かもしれない。

 

 「見捨てられた白人」についての資料としては、……この本は「見捨てられた白人」グループというよりはヴァンス本人についての話という色彩が強いですし、ほかにもいろいろエンタメやドキュメンタリーで取り上げられている題材なのでわざわざこれでなくてもいい気がする。

 

24-25UEFAネーションズリーグ 準々決勝 2ndレグ スペインvsオランダ

【スペイン×オランダ|ハイライト】UEFAネーションズリーグ2024-25 準々決勝 2ndレグ

 ハイライトを見ても十分楽しい試合だと思いますが、実際に見てみるとさらに面白かった。噂*4では1戦目はスペインはいまいち決まってなかったとのことですが、それはこの試合に向けての溜めだったんじゃないかと思えるようなダイナミックな運動を見ることができました。

 早い段階で先制するんですが、その後もすごい勢いのロングカウンターを何度もやっていてすごかった。し、それでいてブロックにこもられても有効打があるんだよな~。質が高い。

 

 気になった選手はオランダのヘールトロイダ。名前がピクサーヴィランみたいな響きで良い。

*1:ほかのも飲む!

*2:書籍で言うと新書や文庫本。

*3:さらにそののちに彼はアメリカ副大統領になり、「感謝の言葉の大切さ」を人々に繰り返し伝えることになる。

*4:ちらっと見たペリオディスタ小澤さんの動画のサムネ