02:51 外は雨模様

 

02:51
外は雨模様
貴重な平日の
眠りをぶった切ってまで
交通事故のように
僕に訪れたのは
書き起こす気にもならないような
平凡な詩想

どんなアイディアも
避けて通らないくらい
つまらない人間になってしまった

昔は恐れていた
恐れられてもいたかった
ただしかし同時に
可愛がられたくもあった
才能の有無にかかわらず

03:15
とりあえずお茶を入れよう
客人を迎え入れ
旅の話を聞くための熱意を持とう
明日のことは明日の
老朽化した僕に任せよう