2022-04-29 短歌 43 餞別にしおりもらって秋からは本屋のない町でひとり暮らし 朝露に濡れ日時計のふと思う野宿者だった過去生のこと 「雨といえば?」でいちばん最初に思い出す人と登るよ午後の山道 帰り道ファミチキを買えば手が汚れ家で拭くまでそのままだった 模試のあとふたりはお出かけ 間違えたかもしれない問2のこと話して 今日終わるドラマいくつかの真実に気づいたふりをする100ワニ忌