最近ポイントが高かったWikipediaページ

 

 単純に記事の質やこれまで知らなかった内容かどうか、だけではなく、このひとつのことについて知ることによって、「なるほど世界にはこんな側面があったのか」となんだか切り開かれるような感じがすればするほど、高いポイントを得られる、というのが、僕がひとりでやっているWikipediaポイント制度である。

 

宮窪手話(みやくぼしゅわ)は、愛媛県今治市宮窪町宮窪地区(旧・越智郡宮窪町大字宮窪)で用いられている手話言語。日本のろう者コミュニティで広く使われる日本手話とは文法・語彙体系を異にしており、地域内で独自に発達した村落手話(地域共有手話)の一種に数えられる。

宮窪手話は、2種類のタイムライン(時間を表す空間的表現)を併用する独自の時間表現を有している。

宮窪手話 - 1440pt!

(文句なしに面白い)

 

エヴァンスは妻と子供を殺害した容疑で裁判にかけられ、絞首刑にされていた。しかし、スヴァートヴィック教授がエバンスの供述内容を研究した際、彼はその内容に異なる様式的な言語マーカーがあることを発見した。

これはつまり、実際には裁判で述べられたような供述をエバンスが警察に対して行っていなかったことを示す。この事件を契機にイギリスでは、初期の法言語学者たちによって、主に警察の尋問の有効性についての研究が進んだ。

当時、数多くの有名な事件で見られたように、主要な懸念は警察官による供述調書に関するものであった。取り調べにおける供述を書き起こす際、警察官によって使用される言語スタイルと語彙については、その後幾度となく問題として挙げられることとなった。

言語学 - 520pt!

ローカライズの質は低いけど内容にはとても引き込まれた)

 

日本の調査捕鯨船の乗組員が目撃したとされている、全身が真っ白で全長数十メートルの生命体。写真撮影しても氷山のようにしか見えないが、画像を拡大するとニンゲンの表皮はつるつるしていて割りと不定形であり人工物ではないようだという。

学習研究社の雑誌『ムー』では、フライング・ヒューマノイド、海坊主と関連付けられ、同一の存在ではないかという推測を立てている。『ムー』2007年11月号にはGoogle Earthにニンゲンが写りこんでいるという記事がある。

南極のニンゲン - 30pt!

(ビジュアルが良かった)

 

バラスト水(英語: Ballast Water)とは、船舶のバラスト(ballast:脚荷、底荷、船底に積む重し)として用いられる水のこと。 貨物船が空荷で出港するとき、港の海水が積み込まれ、貨物を積載する港で船外へ排出される。

日本は、推定1700万トンのバラスト水が海外から持ち込まれ、逆に3億トンのバラスト水を海外に排出している。

積み込む港と排出する港が異なるため、バラスト水に含まれる水生生物が多国間を行き来し、地球規模で生態系が撹乱されるなどの問題が生じている。

バラスト水 - 740pt!

(そんなにバラスト水貿易赤字*1があるのはなんでなんだろう。生態系の問題も含めて、東大二次試験の地理とかに出てきたら面白そう)

*1:考えかたによっては黒字といえるのかもしれない。