プリマス・ジン
よく行くスーパーに見慣れないジンが置いてあったので買ってみた。調べてみたら、僕が見慣れなかっただけで、5大ジンの一角をなしているというメジャーなジンみたいですね。ポピュラーというよりは名門で、歴史やそのなかで積み重ねられた逸話は魅力的なものがそろっているのだけど、店頭やお店での取り扱いではほかの4大ジン(タンカレー、ビーフィーター、ボンベイ・サファイヤ、ゴードン)と比べるとやや押され気味らしい。
見た目は重厚だけど価格はそれなりにお手頃。ビーフィーターよりは張るけど、ボンベイ・サファイヤほどではない、という感じ。味はとってもおいしかった。この価格帯のお酒にしては珍しく、ストレートで飲んでもストレスなく飲めるしなんなら普通においしい。おいしいお酒がこの世にたくさんあるの良いね。
カバーニはうそだった
ウルグアイ代表で、パリ・サンジェルマン所属のエディンソン・カバーニが、Jリーグのヴィッセル神戸に移籍する、というニュースで沸いた日本のサッカー界だったが、それはエイプリルフールのウソだったことが判明した。僕もけっこう得意げに周りの人に「そういえばカバーニ来るらしいですよね! 楽しみだなあ!」と言いまくっていたので個人的なダメージも大きい。
ヴィッセル神戸というのはバックに楽天をもつお金持ちクラブで、これまでも全盛期をすこし過ぎた海外のスタープレイヤーを獲得する、という補強戦略をとってきた。イニエスタやポドルスキが日本に!というニュースをちらっと耳にしたことがあるひとも多いのではないか。
その神戸の次のビッグネーム獲得として、エディンソン・カバーニのちょうどそこ感はまじで半端なかった。スター性のあるプレイヤーであり、所属先では必要な選手とは言えなくなっていて、契約切れを目前に控えている。
個人的に印象に残っているのがこちらのゴール。
シンプルにエイプリルフールの嘘に騙されるのは何年ぶりのことだろうか。心の底から悔しかったので、とても良かったと思った。
ショパンのピアノ協奏曲
ひまだったのでYouTubeでクラシック音楽を聴いていたらこんな曲に出会った。ショパンにオーケストラ音楽のイメージがなかったので、へえ、ピアノ協奏曲もあるんだと思って聞きはじめてみたら、なんか、悪い意味でなんともいえないオーケストラの序奏がはじまって、しかもけっこう長く続いたのでびっくりした。
けど不思議にオーラがあるような気もして(あの大作曲家ショパンの曲ということを知って聞いているので、バイアスがかかっているだけかもしれない)、とりあえず続けて聞いてみたらピアノパートがはじまった瞬間、ショパンって感じになって良かった。
調べてみると、20歳のころに作った、批評家のあいだでは「若書き、……けど大傑作、みんなが大好き!」ともされる曲らしい。若書きの傑作ってやっぱ憧れますよね。