生徒らを限界づけてきらきらと家庭科室の調理器具たち
びしょ濡れになった世界を神様が乾かしているような夕焼け
脳は死に向かってゆくがたまさかに夢見ることもあり鯛湯引く
結論が先にあるのが恋だからお櫃の蓋をいちいち閉じる
帰省する子供たちその子供部屋に作り物の天国を残して
停電となれば静かに眠ります ポットは腹にお水をためて
童貞はひとりぼっちで夜に聞く 彗星すっと落ちてくる音
生徒らを限界づけてきらきらと家庭科室の調理器具たち
びしょ濡れになった世界を神様が乾かしているような夕焼け
脳は死に向かってゆくがたまさかに夢見ることもあり鯛湯引く
結論が先にあるのが恋だからお櫃の蓋をいちいち閉じる
帰省する子供たちその子供部屋に作り物の天国を残して
停電となれば静かに眠ります ポットは腹にお水をためて
童貞はひとりぼっちで夜に聞く 彗星すっと落ちてくる音