PDRさんがけっこう好き

 

 はじめてYouTuberの動画を見て「面白い…」となってから3年ほどが経っている。はじめのころは、「いや、俺はYouTuberを見ているんじゃなくて、自分が面白いと思った動画コンテンツを精選して見ているだけだから」といった自分への言いわけをしていたのだけど、すこしずつ見るYouTubeのジャンルが広がっていって、そろそろ自分でも言い訳を信じられなくなってきた。来年ごろにはYTFFの会場に並んでいるかもしれない。

 

 言いわけができなくなってきたひとつの要因が、このPDRさんをかなり好きになってしまったこと。YouTubeやインターネットのいろいろな時事ネタにたいして、皮肉たっぷりに意見を言う様子を配信する、いわゆる物申す系YouTuberである。

 

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 ほかにもライフハック動画やコンビニに来るうざい客動画、カリスマブラザーズの英語を笑いものにする動画などで人気を博している。YouTube歴は(このチャンネルではない古いチャンネルなども含めると)14年と長く、不遇の時代も長かったらしい。

 

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 ちょっと昔の動画はこんな感じである。あまり関わりたくはない雰囲気を出している。

 

 しかし、実際の動画を見てみると、なんだか独特の、見ていていやになることが不思議とない皮肉っぽさと、disりのユーモアセンスがあって、爆笑しながら見れてしまう。相手の予想を裏切るところに本分のあるおもしろさ。ここに突っ込むんだろうな、と観ていて思っちゃうところにはいったん乗っかったり、ちょっとくだりを入れたりして撹乱し、観ていて流しちゃうところではビターなツッコミを入れて笑わせてくる。

 

 ちらっと言及されているMimeiさんというかたもYouTuberでふたりは夫婦の関係にある。近年の動画では共演することも多く、やりとりはとてもハートウォーミングだ。

 

 PDRさんのファンになるきっかけになったのがこちらの動画。めちゃくちゃ笑ってしまった。面白い。

 

 しかしこれは何重にも文脈が入り組んでいて、YouTube初心者には説明するのがかなり難しいのだが、とりあえず3行で解説してみたい。

 

・シバターさんというYouTuberがおり、「○○を救いたい」という確立したフォーマットで大人気。

・「○○を救いたい」というのは、最近やらかしたり話題となったひとに向けて、シバターさんが「○○。おい、○○。聞いてんのか?」と呼びかけ、相手の現状や経緯に一定の理解を示しながらも、大人として締めるところは締めなよ、といった雰囲気の説教をかましつつ、最終的には自身がやっているパチスロチャンネルに勧誘するという黄金のパターンを持つ動画で、めちゃくちゃ面白い。語りが上手いんですよこのひと。

・その「○○」にPDRさんが入った回があって、それを3年後になってようやく本人が見て、そこにコメントをつけるという動画。

 

 横幅が大きなPCを使っているひとにとっては3行でまとめられたのでよかった。

 

 あとは黒歴史見返し動画も好きです。卵を頭に当てる動画一回夢に出てきたことあって、夢の中で爆笑して起きてしまった。途中でMimeiさんが「かわいい~」っていうの良い。かわいいんだよなこういう痛々しい男。