涼の音エール 季節外れ
Amazonでこの手の商品にしてはけっこう安めで売られていたので、「次なる四半期のために…」とおもい、ケースで購入した。届いてから調べてみると7月30日発売の商品だった。在庫処分のようですね。
とはいえ味は悪くない。酸味とも苦味とも甘みともうまみとも何ともはっきりしない味わいなのだが、その上にかかる香りはライトでさわやか。全体としては飲み飽きない仕上がりになっていると思う。まあビール味比べお楽しみ会の卓に何種類かあったうえでとくべつ選ぶようなビールではないかもしれないが、家に24本あると途端にありがたみが増してくるような感じである。
なんか秋だと思って飲んでいると秋にぴったり合う味のようにも思えてくる。何事も気の持ちようですね。
『アメリカ大統領 ――その権力と歴史』
「知の再発見」双書シリーズのこちらの本を読んでいました。
憲法の条文は、大統領の権限については、かなりあいまいに規定しているが、大統領選挙の制度については詳しく明確に規定している。憲法制定者たちは、州を単位とするこの間接選挙の制度により、州の主権を尊重すると同時に、大統領という新しい権力が、国民の自由を侵害することのないよう、あらかじめ歯止めをかけておこうとした。
アメリカ大統領はなにができるのか? どういう権力を持った存在で、その権力にはどんな歯止めが用意されてきたのか。……というふうに、権力という切り口からアメリカ大統領について解説する短い本。図版も豊富で世界史の資料集のように読めます。面白かった。
基本的には「歴史上こういうことが起こってきた」という分析が主で、もう少し、例えば政治学や法学の理論的にアメリカ大統領の権力はどう正当化されているのか(されていないのか)といったところが個人的further readingになるのかなという感じ。いつになるかはわかりませんが、勉強はゆっくりしていく。
けんた食堂
牛肉100%のハンバーグ #shorts
「けんた食堂」。有名なチャンネルですが、実際暇なときタイムラインに流れてくると正直クリックしてしまう。料理がどうこうというよりは、単純に動画、「動く画」として非常に手が込んでいて面白い。単にただただ質が良い音と映像。独特の節回しのナレーションに、ちょっとした抜け感。
YouTubeに慣れ、「ショート動画」という簡単報酬回路ハック技術者たちの集まりに脳をハックされることを楽しむようになってきた今日この頃ですが、「けんた食堂」の動画を気持ちいい~🤗となりながら見ているときはちょっと恐怖を覚える。このフォーマットで闇バイトとか紹介されたら次の日その列に並んでないとは言い切れないんだよな。
昔から本を読むのがすごく好きで、旅行にも文庫本を3~4冊持参するぐらい、本を手放さず生きてきた人生なんです。その影響がやっぱりあるんじゃないでしょうか。老眼でガクッと読書量は減ってしまいましたが、若い頃は月に10冊以上は確実に読んでました。(本の)ジャンルは問わず、万葉集を読むのも好きですよ。
けんた食堂:「本を手放さず生きてきた」 登録者120万人超えの人気料理YouTuber、豊かな語彙力の源は - MANTANWEB(まんたんウェブ)
本好きらしいです。本好きでもし知らなかったよという人はぜひ動画を見てみてくださいね。