最近ケンタッキーをおやつによく食べる。もともとケンタッキーを白米のおかずにしてよく食べることで知られている地域の出身*1なので、ケンタッキー自体は非常になじみのある品物だったのですが、「おかず」のイメージが強すぎて、ファストフード的な使いかたはあんまりしたことなかったんですよね。完成された食卓のための食材だと認識していた。ファミチキとかは暇さえあればよく買ってたのだがケンタッキーではまったくそういう発想にならなかったのである。
でもそれは過去の自分。最近は2日で1ピースぐらい平均したら食べている。UberEATsでよく6ピース+サイド3品のセットがセールをしており、これがたいそうお得に見えるため、忙しいときなどはついついこれに手が伸びてしまうのである。
というわけで今回は個人的ケンタッキーのサイドメニュー(上記セットで選択可能なもののみ)のTierリストを作っていきたい。S、A、B、Cの4段階に分けていきます。
Tier S (=神。毎回注文したい)
なし
Tier A (=すばらしい。食べていて楽しい気分になる)
なし
Tier B (=他と比べればまし。食べていてとくに楽しい気分にはならない)
ビスケット。これ子供のころは超好きだったんですよね。ビスケット部分ではなく、ついてくる細長いメイプルシロップがとても好きで、ケンタッキーを親が買ってきたときにテンションが上がる理由の100%がこれでした。
上下にぱっと割って、ちょっとずつシロップを付けながら食べるんですけど、だいたい均等には割れず、薄いほうと厚いほうに分かれるんですよね。で、まずは厚いほうを我慢して食べる。厚い分メイプルの甘みが負けるので子供にとってはあんまりおいしくないんですよ。そのあと薄いほうを食べる。こっちは甘くてとてもおいしい。とくに割れ方によっては薄いほうの輪のなかでもさらに極薄な部分ができるときがあって、そこにシロップを乗せて食べるときはうれしかった。しかし、一番うれしいのはその後である。邪魔なビスケットはなくなり、直接余ったシロップを吸う。これが本当に脳天に来るくらい好きだった。この時間を長く味わうためになんとか工夫してビスケットを食べるときに使うメイプルを節約してたりしたんですよね。甘さの最後の残り香が消えるまで、ずっと口に咥えていたものだった。
もちろんいま食べるとそのときとおなじ気持ちにはならない。ただのおいしくもまずくもないお菓子である。評価B。
チョコパイ。おいしい寄りではあるがどう食べても飛び散って邪魔。評価B。
Tier C (=いらない。配達員が途中で落としても気にならない)
ポテト。これはケンタッキーに限らずほかのファスフにも言えることですが、店内で食べるときはまあ気晴らしにあっても悪くないと思うのだが、家では必要ない。健康にも悪いし…。残念ながら最低評価である。
カーネルクリスピー。これは聞いてみたいのですが、ケンタッキーでチキンを買ったときにサイドメニューにチキンをつけるというのはどういうことなのだろうか? 消費者はスポンジボブではないのである。評価は間違いなくCとなる。
要望
個人的な感想ですが、ケンタッキーフライドチキンのサイドメニューにはTierAを超えるものがまだないので開発したほうがいい*2のではないか。個人的にはピクルスとかディップソースつきのナチョスとかいいのではないかと思っています。
*1:沖縄好き必見!? 沖縄県民のいろいろな“あるある”を解説! – オリオンストーリー
*2:上のなかから注文のたびに3個選ばなきゃいけないことを考えてみてくれ。異なるものの中から3個選ぶというのは一般的には幸せな経験だが、ケンタッキー注文時はそうではない。