「ナギナミちゃんねる」が美しすぎて生きようと思った

 

 最近自殺を考えて南房総をドライブしていた。立ち寄ったガソリンスタンドのWi-Fiで「ナギナミちゃんねる」というVTuberの動画を見て、それが面白くておもいっきりファンになった。このチャンネルの動画をもっと見たくなったので、自殺は思いとどまった。

 

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ナギナミNAGI/NAMI オフィシャルサイト

 左にいるのが海月ナミさんで、右が飛鮫ナギさん。それぞれくらげとさめをモチーフにした、たがいにちょっと違ったテイストの服装をしている。

 ナミさんはちょっと甘く舌足らずに作った感じの声をしていて、ナギさんはリアル風に作った声。その場に応じてアドリブで、って感じじゃない部分のおしゃべりは堂々としていて、声優としてのバックグラウンドがあるのかもしれない。

 

 「ナギちゃんナギちゃん」「ん?」と、ナミちゃんがナギちゃんに話しかける、という形が動画の定番の入りになっている。YouTuberの動画入りは、カメラを通してこちらに呼びかけるものが主流なのだけど、いきなり呼びかけられるとびっくりしてしまうこともあるので、こういった、その内側だけで完結している入りがうれしい。

 動画のなかでも、ふたりの意識はカメラというよりはどちらかというとおたがいに向いていて、それが非常に良い。相性のいいふたりの面白いやり取りを外側から見ている、……という気分になる。

 

 このカバディをやる回はとても良かったですね。僕も個人的にはカバディというのは高校3年のときクラス全員で一丸となって取り組んだ、青春の甘酸っぱい思い出の競技である。

 わけのわからない言葉を連呼しながら息絶え絶えになって友達と追いかけっこするカバディって本当に楽しくて、つかまえた瞬間笑い止まんなくなっちゃったりするんだけど、それがあって本当に美しかった。

 

 この回がすごい。これを超えるかわいい動画はもう今年はないのではないだろうか。「一人は画伯キャラがいたほうがいい」というナギちゃんの提案により、お絵描きバトルをはじめる、という動画なのだけど、ふたりともイラストがうまくて、しかもその絵柄がそれぞれのキャラクターを深めるような感じで、なんかそういうところに衝撃を受けました。

 

 沖縄にも来てくれているみたいでうれしかった。A&Wでナミちゃんがルートビアじゃなくてオレンジジュースを注文したときには、思わず「それが正解!!」って思っちゃった。A&Wのオレンジジュースは世界でいちばん甘くておいしい飲み物ですからね。

 エンダーでスープとか飲んだことないけど「めーっちゃ美味しい!!!」とのことでしたので、コロナが明けたら帰省して頼んでみたいと思います。