近場にあるけど年に2回くらいしか行かないラーメン屋あるある ほか

 

The Ordinary Boys

 最近は趣味の音楽発掘があまりうまくいかず、ちょっと落ち込んでいたのだがそんななかやっと見つけることができた良さげなミュージシャン。

 

ジ・オーディナリー・ボーイズ(The Ordinary Boys)は、イギリス・ブライトン近郊の港町ワーシング出身のロックバンド。英国調ポップに初期パンクや2トーン、スカを融合させたサウンドが特徴。バンド名は、モリッシーの楽曲のタイトルに由来する。

ジ・オーディナリー・ボーイズ - Wikipedia

 という感じのバンドだそうです。Spotifyの表記もカタカナになっているのでそれなりにちょっと前の日本でも知名度があるバンドっぽい。

 

 良いなと思ったのは、「歌うような」と形容されるベースラインだったり、スカのリズムだったりでいい意味でのダサいポップさがあるのと、それがなんだかエモいところ。フラテリスをちょっと無骨にした感じ、というイメージを感じた。

 そういう音楽はだいたい好きなので、やっぱりディグで岩盤に突き当たったときに戻ってこれるやわらかいところって雰囲気で好き。ずっとそこにいるわけにもいかないんだけども……。

 

歴史雑記ヒストリカ

歴史雑記ヒストリカ - YouTube

 おすすめゆっくり解説チャンネル、「歴史雑記ヒストリカ」の話をします。クレオパトラマリー・アントワネットのゆっくりキャラ(声はボイスロイドですが)が、歴史のトピックについて語るチャンネル。

 こういう歴史系のゆっくり解説は無数にあるのですが、特筆すべきは政治史ではなく「紙の歴史」「ネコ史」「小麦の歴史」「イスラーム飲酒史」「チョコレートの歴史」「ミルク史」などなど、……昔習った言葉で言えば「アナール学派」的な、庶民の身近なものや習慣にテーマを絞って「これはいつからあるんだろう?」「時代や地域によってどんな違いや共通点、変化があったんだろう?」というような角度から歴史を叙述していることですね~。そしてこれがとても面白いのである。

 

人類とネコの歴史 | 神の化身?魔女の使い?いろいろ忙しい生き物

 *1ひとつひとつの動画はちょっと長めですが、参考文献を参照して、おもしろも入れつつ丁寧にまとめている。なかなか内容は硬派なのですが、しっかりと再生数も確保していてえらい。なんとなくYouTubeを流したいときなどに、非常におすすめのクオリティの高いチャンネルですよ。

 

近場にあるけど年に2回くらいしか行かないラーメン屋あるある

 近場にあるけど年に2回くらいしか行かないラーメン屋に行ってきた。「清湯、白湯、あっさり、こってり、つけ麺、サイドとバリエーションは豊富だけどいつ行ってもその時の気分に最適なメニューがないので注文が消去法になる」「喜んで出せるより100円高い」「クラッシュアイス+水式のサーバーから出てくるので水が飲みにくい」「おいしいんだけどスープを飲もうという気にはとくにならない」「とくに空いているわけでもない」、……というようなあるあるがありますよね、近場にあるけど年に2回くらいしか行かないラーメン屋。

 

 とはいえ、たまに行ったときの「なんかちょっといつものルーティンとは外れたことをしてたぶん脳にいいな」という感覚や、「前回行った時を思い出して時の流れに思いをはせるエモさ」というのが味わえるので嫌いではない。行きつけのラーメン屋と同様に、あんまりいかないラーメン屋も人生で大事にしていきたいですね、と再確認した一日だった。

*1:いちばん人気だと思われるネコだけ貼ってみた。