ケイトウ
花を購入。花屋さんから家までの道が険しすぎるせいで毎回買った花の名前、覚えておいて家で検索しよう!と思いつつも家に着いたころには何て名前だったっけ?となってしまうのだが、今回はしばらくした後に思い出すことができた。「ケイトウ」です。おそらく、「鶏の頭」というところから名付けられたのでしょう。
アレンジメントを作る際に「ケイトウだけはNGで」というご注文も実はあります。でも同じケイトウにも可愛らしい種類もあり、色も多彩で日持ちもして、もっと評価されて良い花なのです。
調べてみると「苦手…」という人も多少いる花*1らしい。たしかに言われてみればちょっとグロいかも。
2024年11月20日追記:古くなると微小な種がぽつぽつ落ちてくるのでちょっとたるい。リピートはないかな。
『ベネズエラ-溶解する民主主義、破綻する経済』
ベネズエラ-溶解する民主主義、破綻する経済 -坂口安紀 著|全集・その他|中央公論新社
そういえばベネズエラについてなにも知らないなと思ってこちらの本を読んだ。ベネズエラはある時点ではそこそこいい感じに民主的な政治が機能している国だったのだが、現在では大変なことになっている。ある権威主義的なリーダーが権力の座に就いたのち、ひとつまたひとつと民主主義的なシステムが無視、あるいは悪用され、内側から徐々にめちゃくちゃな国になっていく……、というお話が「民主主義の溶解」というフレーズの元に描かれている。
ニュースを見ると政治プロセスの汚さや不健全さに辟易する機会も多いですが、では実際それが行きつくところまで行きついたらどうなるんだろう?ということはあまり考えたことはなかったのですが、ベネズエラで起こったことがその例になるのかもしれない。
民主主義の敵と言うと抑圧的な統治をよしとする外国だったり、国内のカルトだったり、……を思い浮かべがちですが、案外内側から、民主主義のシステム自体を使った攻撃にも弱いですよ、というのは持っておくべき視点なんだろうなと思いました。
二十一世紀初め以降世界各地でみられる民主主義の後退について、興味深い点が指摘されている。従来は選挙で勝ち目がないなど民主体制下では劣勢な政治アクターが、クーデターなど非民主的手段をとることで、民主主義の弱体化や中断が起きていた。しかし、二十一世紀の民主主義の後退は、それら歴史的な経験とは様子が異なり、選挙で勝利し政権についた政権担当者みずからが民主的制度を攻撃することで、民主主義が後退している。
ソバール
そばが好きなのでそばをたべてきた。そばとバール(=バー)を合わせた名前をしたお店で、内容も名前通りである。バーなので夜しか開いておらず、お酒も頼むのでそこそこいい値段になってしまう、……ということでサクッとおそばを、という感じではないが、プレミアムな感じでいいおそばを食べたいときには一番の選択肢となってきそうな感じであった。
おそばを頼むと塩で食べるそば刺しがついてきたのですが、これが良かったですね~。ちょっと歯ごたえが変わって、おつまみっぽくなるんだよな。付け合わせじゃなくて、これだけがつがつ食べたい気もする。乾麺とかで売ってないかな…。
*1:正確には花っぽいところは花ではないというタイプの植物らしい。