短歌 101

 

街路樹に工事車両が集まってそこだけ温かい冬の始まり

 

 

10代のころの自分にこんな日が来ると伝えたいような一日

 

 

ネットでは自分を表す特別な一字のために今日も争う

 

 

三日月の夜は生きたい心地して手取りの中で上手くやりくり

 

 

入店に75分待ったあとすこし待つだけ寿司の到着

 

 

クズだから甘えたくなる夕ぐれに 全てのクッキーを受け入れる

 

 

少子化に先生たちも慣れ春はどこまで書くか迷う途中式