10代のころを中心に村上春樹の作品は僕もけっこう読んでいるので、今がチャンス! まとめておきます。
1冊目 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
高校生になって、「俺も高校生だし、そろそろ文学でも読んでみるか😋」となって買ってきた本の内の一冊なのですが、それがこの後の人生の趣味嗜好を大きく変えることになりました。とても面白く、また「面白い」と心から思えたことがうれしかった。だって冒険譚ですから。こういう系統の文学をずっと好み続けていくのです。*1
2冊目 『ねじまき鳥クロニクル』
1冊目の勢いそのままにこれを読んだわけですが、いま振り返ってみると僕にとっての村上春樹はここで頂上まで登り切ってしまい、あとはゆったりとしかし確実な下山の道を歩いているだけにも感じる。
3冊目 『海辺のカフカ』
これもまあ読んでいるときは楽しんでいたような気がするのですが、先二冊と比べると内容を鮮烈に覚えている、みたいなシーンがあまりない。それに、なんとなく手の内がわかってきたようにも感じてくる。
4~13冊目
この後も何冊か、『ノルウェイの森』『風の歌を聞け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』『パン屋再襲撃』『スプートニクの恋人』『中国行きのスロウ・ボート』『螢・納屋を焼く・その他の短編』『TVピープル』あたりを読んだと思います。
村上春樹の作品は読もうと思えば書店、図書館、あとたまに実家の本棚*2などで簡単に手に入ったのですが、それ以外の作家を優先して、たまに思い出したら村上春樹、という感じ。
で、高校3年生の時にたしかちょうど『1Q84』が文庫本になったので、それを買って受験勉強突入前の読み納めにした、という記憶があります。この中でいちばん記憶に残っているのは、「中国行きのスロウ・ボート」かな…。
15冊目 『神のこどもたちはみな踊る』
そのあとも村上春樹はリアルタイムの話題作をたくさん出すのですが、僕が人生でこの後読んだ村上春樹は2冊だけ*3である。ひとつ目が『神のこどもたちはみな踊る』で、これが21歳くらいのころだったかな…。「かえるくん、東京を救う」やっぱり面白いなあ…、基本は村上春樹を読んでおけば外れはないな😊などと思ったのを覚えていますがけどまた間が開いた。
16冊目 『カンガルー日和』
間は6年くらいですかね。最後に読んだのが『カンガルー日和』である。あまり印象には残っていないが当時のブログを参照するととても満足していたよう。ブログがあると当時のことがわかるので良いですね。
まあ~次読むのは2029年くらいにするか。*4