都度課金より食べ放題にしたほうがメリットの最も大きくなる食べ物

 

 また旅行に行っていました。……ちょっとまえに行った九州旅行では、朝ご飯こそ食べたんですが、「温泉旅館」的なスペースで豪華な夕ご飯を食べつつお風呂も満喫する、みたいなことはできなかったな~と思い、一応やっておきたいなということで、もともと決まっていた友人たち8名とのAirB飲み会の前日に「前夜祭」として温泉旅行もしたい人!と募った。すると2名くらい手をあげてくれたのでそれでGOという経緯である。

 

 場所は真鶴。……翌日の飲み会場所は平塚だったので、その近場の鎌倉とかで温泉旅館があるといいなと思って探していたのですがなかなかなく、鶴巻温泉とか、厚木の七沢はどうだ?とか、いろいろ範囲を広げて調べたのですが結局真鶴に。

 

 真鶴岬*1に行きたいなと思って提案したところそれも通っていくことに。岬の先端には「ケープ真鶴」という観光施設があり、そこに併設されていた貝類博物館がとてもボリュームがあって良かった。

 

 宿はこんな感じ。施設名に「湯河原」と地名を冠しており、また岩盤浴や砂風呂などのオプションがあることを大々的に打ち出していたが、お風呂が温泉であるとは公式サイトのどこにも書かれていなかったので、温泉ではなかったのだと思う。

 ただ個人的にはカラスの行水をする方なので正直そこはこだわりポイントではなかった。なんか入浴剤は使われているだろうし、OKです。

 

 そして今回の宿のメインイベントがこれ。カニの食べ放題である。友人たちとは「カニは過大評価されている」「たくさんとれないからうまいということになっているだけで、味はそこまでではない」「カニカマがかなり追い上げていて超えている場合もある」「そういう意味ではカニの逆の存在としてアジ、サバなどがいる」といった話をしていたんですが、逆張り過ぎたかも。もっと素直に今日の主役をたたえるべきだったかもしれない。

 

 実際「カニ」の評価は人それぞれだと思いますが、「食べ放題」というのは良かったですね。まだ食える部分あるだろうという足をカゴによけて次の一本にとりかかることに一切ディスインセンティブが生じないというのは良かった。都度課金より食べ放題にしたほうがメリットが最も大きくなる食べ物はカニというのは間違った話ではないかもしれません。

 

 ロビーなどは非常にきれいでくつろげる、一方で、古い建物ながらの探索感もあっていい宿でした。ウェルカムドリンクの麦茶もおいしかった。

*1:岬は近くにあればなるべく行っておきたい派である。