【トッテナム vs ブレントフォード】試合ハイライト 23/24シーズン プレミアリーグ 第22節
恐怖の点取りギャンブラー「トニー」が戻ってきたブレントフォードは、そのトニーとモペイを前に残した5-3-2のブロックを作成、自陣に引き込んで守る体制をとる。だれもついてこないので、下りてくるマディソンを中心にトッテナムはブレントフォードの守備陣形を破ろうとするのだけど、失い方が悪いと切れ味鋭いカウンターを食らう。……といった構図で前半は進みました。
トッテナムはシュートの局面でクオリティを見せられず、一方、ブレントフォードにはカウンターを、……まあぎりぎりで防いだのもけっこうあったのだけど、とりあえず1発もらって失点してしまう。
この構図が後半も続けば、うーん、あと45分でブロックをこじ開けて1点取れる試合もあれば取れない試合もあるだろうし…、2点取って逆転となると相当祈りが必要だ…、ブレントフォードがタイプ相性的にかなりスパーズにとっては厳しい相手だというのは開幕節で感じていたことなのですが、やはりこれほどか…、といった心境で平日早朝のハーフタイムを過ごしていた。
しかし後半になるとなぜかブレントフォードが前がかりになっていた局面からカウンター3連発を決め逆転。1点返されるもそのまま勝利となりました。しかし何の3点だったのかマジで分からなかったな……。
気になった選手はもちろんディスティニー・ウドギ。この試合では不用意なボールの持ち方で2失点に直結するミスを犯した。
……チーム全体の戦い方が変なせいでちょっと意外ポイントになっているが、個人としてリスキーなプレーを選択する選手はトッテナムにはめちゃくちゃいるというわけではない。ロメロとビスマ、そしてウドギくらいのものだと思う。
で、先に挙げたふたりはなんやかんや肝が据わっていたり、あとシンプルに上手いのでリスキープレーを結局成功させたり、失敗してもうまく軟着陸させられるのですが、ウドギはどちらかというと勢いでボールを持っており、その悪い面がでた試合だったかなと思いました。
一方で1点目はウドギがゴール前で勢いをヌンと出した結果生まれたものなので、まあプラマイで考えて-1点。ほんとはもうすこし賢くボールを扱ってほしいのだが、プラスに振れている日もあるので、ね…。
あとほかに気になったのはリシャーリソン。そんな反転ミドル撃てたんだ。
2024.2.2追記
冷静にハイライト見ると2失点目は直接の起点になったのはウドギだし、後ろ方向も見ておけば…というのはあるが、ボールが返されたタイミングを見計らった相手のプレスもうまいし、ファンデフェンもGKに返せと指示していてそれに従ったようにも見えるので、ウドギだけの責任とはならないシチュエーションであった。ごめんなさい。-2は言い過ぎた、-1.3くらいかも。