ドロステのはてで僕ら ほか

 

ドロステのはてで僕ら

とある雑居ビルの2階。カトウがギターを弾こうとしていると、テレビの中から声がする。見ると、画面には自分の顔。しかもこちらに向かって話しかけている。「オレは、未来のオレ。2 分後のオレ」。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差で繋がっているらしい。“タイムテレビ”の存在を知り、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるカフェの常連たち。さらに隣人の理容師メグミや5階に事務所を構えるヤミ金業者、カフェに訪れた謎の2人組も巻き込み、「時間的ハウリング」は加速度的に事態をややこしくしていく......。襲いかかる未来、抗えない整合性。ドロステのはてで僕らは̶。

 面白かったです。なにか感想を書こうかな🤗、とも思ったけど、たぶんこの文章を読んでいる人の多くはこの映画をまだ見ていないと思うし、この映画*1は上のあらすじに描かれている以上のことは知らずに見たほうがいいと思うので、……なにも言わずに我慢します。面白かったです。

 

「面白そうな映画だ、見てみようかな」と思った人に1個だけアドバイスをするとすれば:

家に忘却薬があるのであれば*2、飲んで、「ケーブル」というものに関して全部忘れた状態で見るのをおすすめします。

 

22-23シーズンEPL第16節 トッテナム・ホットスパーvsリーズ・ユナイテッド

【プレミアリーグ】22/23シーズン第16節 トッテナム vs リーズ ハイライト - YouTube

 もう中身の記憶ないです。感情を嫌なふうにシェイクされ続けて、見終わったあと疲れ果てて寝て、起きたときしみじみと「ああ、……勝ったんだったな」と思い出して安堵したのをおぼえている。

 

 これでカラバオカップ敗退など、かなりの痛みを伴いつつも、なんとかシーズン前半戦を切り抜けることができた。メンバーのコンディションがじりじり下がっていくだけの過密日程を見続けるのは、とくに最後のほうは苦しみ以外の何物でもなかったが、でも「良い」「悪い」ふたつに分けるのであれば、ぎりぎり「良い」がわのゾーンでワールドカップ中断を迎えることができたのではないだろうか。

 

 苦しんでいるのは(アーセナルとシティを除く)ほかのクラブも同じ*3。後半戦はワールドカップによる選手の状態の変化やin/outでまた別のシーズンかのような流れになると思うので、いったんこれまでのことは忘れて、まずはワールドカップを楽しみたいなと思いました。まずはワールドカップを楽しもう、というくらいの終わりかたは、できた!🥰

 

寝たら即帰宅の旅第4回

 「寝たら即帰宅の旅」第5回を見た。アップロード直後から大炎上したいわくつきの動画で、僕自身もスカイピースとかまあたそを見たいかというと見たくなかったので見ていなかったのだが、ひと騒動あけて落ち着いてから見てみるととても面白かった。

 

 あまりにも人気なので何回もやっているけれど、「寝たら即帰宅」ってよく考えたら1発ネタなので、このアップデートは正直非常に正しいと思う。毎年いろんな人を呼んでわちゃわちゃしんどいことをする、「笑ってはいけない」みたいな長寿プログラムになっていくといいな。

*1:映画というより劇に近いかも。

*2:忘却薬を持っていない場合はあきらめてください。

*3:とくに主力が高齢化しているクラブほどきつそうである。