フツーにおいしいもののことを好きでいたい

 

 昨日お見合いがあって、そこで100年ぶりに「好きな食べ物」の話をしたのだけど、そこで「寿司」とかしか言えない自分がちょっと恥ずかしかった。「寿司」とか「焼肉」とか「家系ラーメン」とかそういうパターンのものじゃなくて、もっと、「そこに気づいたか」となるような、日々のマイナーだけど身近にあって、普通においしいものを「好きな食べ物」としたプロフィールで生きていけないかな、という気持ちになったのである。

 

 それで色々考えていたんだけど、今日1日意識して過ごすだけで、「食べているときに幸せを感じられる」「好き」「『好きな食べ物』の候補として意識したことはないけど、ぜんぜん好き」「特別なものではなく、ふつうにふだんから食べている」といったあらまほしい条件もろもろを満たす食べものがいくつか見つかった。

 

好きな食べ物1:わかめご飯

 炊いたご飯に「わかめご飯のもと」(ふりかけ的だけどちょっとふりかけとは違うカテゴリ*1のあれ)をかけて混ぜてたべる、いたってフツーのあれのことです。

 

 「わかめご飯が好き」だってことに気づいてからは、「わかめご飯 おいしい」でインターネットを検索し、たくさん共感していた。

 

好きな食べ物2:はちみつトースト

 おやつに食べたのがこれ。トーストを焼くのもバターを溶かすのも、ましてやはちみつの容器をプッシュするのも本当に10年ぶりとかだったと思うけど、そのブランクを感じさせないやさしい香りと甘さがそこにあって感動した。はちみつトースト、大好きです。*2

 

 「はちみつトースト 焼けた」で検索して見たところ今回もさまざまな素朴な幸せの声が。共感しかないです。

 

 あと、素朴な食べ物で検索したらアライさんアカウントがけっこう引っかかる。素朴な食べ物を好きでいることとアライさんはニュアンスが近い営みなのかもしれない。

 

まとめ

 これからは好きな食べ物は「わかめご飯」「はちみつトースト」で行こうと思います。あと2、3こくらい好きな食べ物を、……できれば炭酸以外を増やしたいので、ひきつづき日常で食べる飾り気のないフツーのものに気を配って生きていきたい。

*1:何が違うのかは冷えて湿気を失っているご飯にかけたときに浮き彫りになってくる気がする。

*2:本当はメイプルシロップのほうが好きな気がするけど、いま手元にないものは今回の趣旨からは外れるので。