クラシコは純粋に楽しみだけどそのまえのトッテナムvsウエストハムの精神的負担が重い

 

 3月20日(ワニ忌)*1の深夜(21日)は個人的重要ワールドサッカー・ナイトだ。レアル・マドリーバルセロナの対決、――エル・クラシコがあるのである。

 

 これはマドリーやバルセロナを応援しているひとにとって、年に2回*2の大切な対戦だ。……しかし正直今回のクラシコにはあまり緊張がなく、シンプルに楽しみである。

 

 この時点でレアル・マドリーは首位を独走しており、この一戦でリーグのタイトルが近づいたり遠ざかったりする、と言った位置づけの試合ではない。バルセロナは前半戦崩壊しており、今年は4位以内をキープしてチャンピオンズリーグの出場権を得るのがノルマである。マドリーは今シーズンすでに2回、完成度の差を見せつける形でバルセロナを下している。

 ……すでに格付け完了という感じがあり、むしろ最近の絶好調のバルセロナ*3と戦うのが楽しみ、負けてもいい試合ならそれでOK、といった心境である。楽しみであり、怖さがない。

 

 ベンゼマ*4選手が出場を回避。正直オッズとしては苦しい戦いにはなるだろうが、それでも勝ち目は見えるし、やっぱり楽しみだ。

 

 しかしその手前にあるプレミアリーグトッテナムvsウエストハムが重すぎる。

 

 トッテナムが目指すのはチャンピオンズリーグ出場権獲得となる「4位以内」だが、それを争えているか?というとかなり怪しい。コンテ就任直後は安定して勝ち点を積めていたが、最近は成績が安定していない。

 年明けごろは「まだ未消化分の試合があるから、それを消化したら4位になれるはず…!」と無邪気に信じていたまぬけなファンが僕であるが、いつのまにかそのボーナスを終わり、今は4位と6点差(2ゲーム差)の7位である。すでにマンU、ウルブスといった順位が近い4位争いのライバルとの直接対決にふがいなく敗北しており、

 

 今日あるウエストハムとの直接対決に負けたら「終戦」という感じである。

 

 うまくいっていないチームを応援して失うものが大きい試合を見るのはストレスがすごい。クラシコは純粋に楽しみだけどそのまえのトッテナムvsウエストハムの精神的負担が重いのだ。その苦しみが僕にこうやって筆を執らせている。

 

 助けてくれ……。

 

試合結果

トッテナムvsウエストハム→3-1で勝利!

 😭

 

レアル・マドリーvsバルセロナ→0-4敗北

 なにがあった…?*5 まあ全然OKです。

 

 サッカー最高!

 

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*1:「100日後に死ぬワニ」の神回は93日目 - タイドプールにとり残されて

*2:カップ戦などの組み合わせによってはそれ以上ある年もある。というかよく考えたら今年は3回ある年だったな。

*3:オーバメヤン、アダマ・トラオレ、フェラン・トーレス、ダニ・アウベスら途中加入の選手が即フィットして別のチームになっている。あとペドリも戻ってきて彼がサッカーうますぎる。

*4:世界最高。

*5:結局トッテナムがすごくいい内容で勝ったことに満足して寝ちゃって見てないというね。自分のなかで賛否両論はあるが、結果的には正解の動きだった。