MYスクラップブック 📜

 

 ここは最近読んで印象に残ったネット記事をリンクする場所。どの記事もまた読みたいので、(いずれさかのぼって)読みかえすであろう自分のブログ記事にまぜて置いておくといういいアイディア。

 

 政治家インタビューの常套手段として、「ディーゼル車規制ですが―」と政策面への質問から切り出した。

 途端に「いいんだよ、そんな話は。君は報知だろ。スポーツの話を聞けよ。俺は湘南、一橋とサッカー部のFWだよ」とピシャリ。その後、何度も経験することになる厳しい顔でしかりつけた後、くしゃっと、いたずらっ子のような笑顔を見せる独特の“作法”に、あっさりと心を鷲づかみにされた。

 説得力十分の俊足FWとしての思い出もたっぷりと聞いた後、最後に恐る恐る切り出した。

 「作家として、元プレーヤーとして、W杯で観戦記を執筆していただくことは可能でしょうか?」―。

 「そうだな。本番が近づいたら、また聞いてくれよ」と言ってくれた言葉に日韓W杯開幕を控えた02年。カリスマ知事としてさらに多忙を極めるスケジュールを割いての単独インタビューで再度、切り出してみた。

 「観戦記の件ですが」―

 後ろに控えていた特別秘書の表情が一瞬にして変わり、「それは…」と言いかけた。しかし、当のご本人は「俺が約束したんだから書くよ。埼玉スタジアムに俺用の執筆ルームは用意できるかい?」と“あの笑顔”で言ってくれた。

 

 サッカーに縁のあるひとだったんですね。はじめて知った。

 

 40近くある役の中でもたった2つだけ(内1つは厳密には役ではないので、正確にはたった1つだけ)、物語におけるドラマ構築に深く影響するものがあります。

 ちなみに余談ですが「リーチ」という言葉は日常用語としても頻繁に使われますが、実は麻雀用語の方が語源です。英語のReach(到達する)と発音が同じで意味も似ているため誤解されがちですが、れっきとした麻雀用語であり、漢字で「立直」と書きます。

 日常用語で使う「リーチ」は「あと一手でゴールor勝利」「優勝まで残り一勝」などの状況を指すことが多く、将棋の「王手」に近い意味で使われますが、麻雀におけるリーチは正確にはそうした状態そのものを指すのでなく、その状態になってから「俺はここから手を変えない」と宣言することを言います。

 我々が普段日常的に口にする「リーチ」は語源の麻雀に沿うのであればむしろ「テンパイ」の方が意味的に近く、語源的に言うなら「テンパった」と言い換えるのが実は正しい表現になるのです。

 

 僕としても麻雀描写を見てきてうすうす察していたことが、まとまって熱深く書いてあってきれいだった。あと豆知識も面白い。

 

ファニーなエレクトロポップバンド Metronomy(メトロノミー)のおすすめ10曲

https://www.sleepyhead.club/metronomy

Metronomyといえば”The Bay“である。もっとも有名な曲だと思う。

表拍のシンプルなベースラインと、この曲を象徴するシンセサイザーのフレーズから聴くひとの心を掴む。Bメロに差し掛かると美しいコーラスワーク。サビの突き抜けるような気持ちの良いメロディー。

しかも適度なBPMがゆらゆら踊らせてくれる。曲終盤にはシンプルながら、エレクトロな曲の中でひときわ存在感を放つギターソロも登場する。特にライブ映像で見るとかっこいいので是非こちらもチェックしてみてほしい。

 

打ち込みのドラムのテンポ早く設定し過ぎてやべえな〜と言いながら曲をスタートしたのはいいものの、二番に入るあたりで音が出なくなって困惑するゆるゆるなKEXPのライブもお見逃しなく。

 

 さいきんMetronomyをまた聞くブームになっている。アーティストを聞き返すとき、自分の過去つけたハートマークに頼るだけではなく、だれか他の人のガイドに沿って聞き返すのもとても良いものですね。