こちらの記事によると、日本でもスポーツベッティングが合法化に向けて動き出したらしい。日本での推定市場規模は年間7兆5000億円だという。
賭け事というのは、こちらの回で示したように僕はあまり好きではないが、これから前向きに取り組んでいこうとしている物事のひとつである。というわけで、未実現の7兆5000億円の市場へ貢献すべく、とりあえずEURO 2020のグループリーグの結果を予想することからはじめたい。
自分の気持ち以上のなにかを賭けるわけではないが、(合法なシチュエーションで)お金を賭けるときも大事なのはお金と同時に気持ちを賭けることなのであり、その練習というわけである。
Group A イタリア・スイス・トルコ・ウェールズ
対戦順
トルコ vs イタリア
ウェールズ vs スイス
トルコ vs ウェールズ イタリア vs スイス
スイス vs トルコ イタリア vs ウェールズ
さすがにイタリアが強いように見えるが、残り3つのどれにも負けている絵は浮かぶので確実なことはなにもないグループに最終的には見える。
残り3つのうち、イタリア相手に優勢をつかんだあと、局面をコントロールして耐えられそうなのはウェールズとスイス(ウェールズ>スイス)、しかし、イタリアは初戦をトルコに、……大きな確率で、たぶん勝つので、そのあとにスイス戦を落としたとしても深刻なクラッシュには陥らないのではないだろうか。
最終的には、実力で強い国が勝ち抜けるグループと見た!
トルコ vs イタリア
ウェールズ vs スイス
トルコ vs ウェールズ イタリア vs スイス
スイス vs トルコ イタリア vs ウェールズ1位:イタリア 2位:スイス 3位:トルコ 4位:ウェールズ
Group B ベルギー・ロシア・デンマーク・フィンランド
対戦順
デンマーク vs フィンランド
ベルギー vs ロシア
フィンランド vs ロシア
デンマーク vs ベルギー
ロシア vs デンマーク フィンランド vs ベルギー
ベルギーは優勝候補であり、トップオブトップの戦いのなかではバックラインに不安があるものの、この3か国相手では大きな問題にはならないのではないだろうか。(なにか起こせるとしたら、引き込んでカウンター作戦が一番うまくできそうなロシアか)
フィンランドはチャレンジの大会になるけれど、テーム・プッキという、弱者の戦いをしないといけないときにも頼りになりそうな1topがいるので、アクシデントがなければ、勝ち点3をどこかでとる世界線もあると思う。
個人的にもフィンランドはちょっと応援している寄りではあるので、フィンランドが健闘するという世界線で予想を組んでみた。
デンマーク vs フィンランド
ベルギー vs ロシア
フィンランド vs ロシア
デンマーク vs ベルギー
ロシア vs デンマーク フィンランド vs ベルギー
Group C ウクライナ・オランダ・オーストリア・北マケドニア
対戦順
オーストリア vs 北マケドニア
オランダ vs ウクライナ
ウクライナ vs 北マケドニア
オランダ vs オーストリア
北マケドニア vs オランダ ウクライナ vs オーストリア
振り分けられたどの国も周りを見渡して内心「よっしゃイケる!」と思っていそうなグループCである。緩やかな実力差はあるものの、どのカードにもこれと言った「勝つ理由」が見えない。
あえて予想するなら、伯仲しているけれど展開としては見る人を引きつけない形で進み、終わるのではないでしょうか。
なにか名勝負が起きそうな気配を漂わせつつ、お互いミスから決着、みたいな形で、オランダ、ウクライナが1勝ずつした状態で最終節に突入するも、最終節はウクライナとオーストリアの直接対決があるのでオランダは勝ち抜けが確定する。最終節では前半20分くらいに北マケドニアがオランダ相手に先制、オーストリアはウクライナに0-2で負けてて、北マケドニア3位浮上でGS突破の可能性がミリ単位であるか……!?
と期待を持たせたところで、結局北マケドニアは試合終盤で追いつかれ、ウクライナとオーストラリアもなんやかんや3-3でドローみたいな。
オーストリア vs 北マケドニア
オランダ vs ウクライナ
ウクライナ vs 北マケドニア
オランダ vs オーストリア
北マケドニア vs オランダ ウクライナ vs オーストリア
(後編に続く)