東海オンエアおすすめ動画~同世代編~

 

 愛知県岡崎市にある私立校、岡崎城西高校の同期メンバーを中心に結成された6人組YouTuber「東海オンエア」は、現在では日本でも屈指のトップオブトップクリエイターである。

 ……そしてこの、東海オンエア。メンバーがほぼ僕と同じ世代*1なんですよね。同じ世代、ということはおなじ時代のおなじ文化を共有しているということがあり、それを題材にした動画などにはひどく楽しませてもらっている。今回は、同世代としてはちょっとグッときちゃう東海オンエアの動画をいくつかおすすめしたい。

 

 ひとつずつ物に物をくっつけていき、それを互いにまわしあう。もう持ちきれなくなって、ギブしたひとが負け、という「塊魂ゲーム」をやったこの回は企画力が天才だった。どの世代にもいると思うけど、やっぱり同世代の天才は強めの応援をしてしまいますね。

 この「塊魂」というのも、あの時を過ごしたひとならやったことはないけれど絶対に知っているはずで、ただ、とびぬけた名作ということで後世に残っているわけではなく、ちょっと世代の低い人は知らない、というものな感じがして美しい。

 

 アニメやマンガでよく見る「氷系の能力者」が「相手を凍らせてそれを砕くと相手は粉々になって負ける」という描写はほんとうにそうなるのか? ……を検証した動画である。

 

 この動画の同世代ポイントは、ゲスト出演となるそれぞれの「氷系能力者」たち。日番谷十四郎にめちゃくちゃ思い入れのないとしみつが自己紹介したあと、てつやのエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルが出てきたときめっちゃ笑ったと同時に、ちょっと恥ずかしがっているのを見て共感性羞恥してしまった。

 同世代のひとがエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルのコスプレをしていてセリフを言ってちょっと恥ずかしがっているのを見るの、めっちゃ鳥肌が立ちます。

 

 「え? なにこれ?」って思うもの、といったテーマを設定し、それによくあてはまるものを実家から探してくるという動画である。実家、というのは東海オンエアのおもしろ長所ポイントで、実家絡みの動画には個人的にも好みなものが多い。その中でもすぐに思い出すのがこれだ。

 

エポック ドラえもん 超脳力マシン コ7-22(ボードゲーム)|売買されたオークション情報、yahooの商品情報をアーカイブ公開 -  オークファン(aucfan.com)

 同世代ポイントは、動画中盤でてつやが取りだす「ドラえもん超能力マシン」。これみたとき、そして効果音を聞いたとき、本当に懐かしくて死ぬと思いました。わあ!ネズミ! 

 ずっと僕これをずっと弟とやっていて、ネズミ叩きゲームは協力して(右4つのボタンと左4つのボタンを分担して)、記憶力ゲームは記録を競い合って遊んでいた。

 

 この動画が公開された直後、弟から「観た」と連絡があり、とても懐かしい思いを共有した。そのあとの、これで遊ぶサブチャンネル動画も、堪能した。

 

 

 「同世代の共有物」というほどメジャーなものではなかったかもしれないが……。

*1:僕は、虫眼鏡を除くメンバーの1学年下にあたる。