美しさが詰まっているRight Now

 

 最近友達がいないので自分の好きなことを話すことができていない。V6の「Right Now」という曲について話させてください。とても、好きなんです……。

 

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 まずはこのコンクリート打ちっぱなしの部屋に、ひとつ机が置いてあって、その上に小道具があって、それが縦に切れて続いていくMVの演出。これがとってもかっこよくて良いんだなあ~。

 

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 イントロではメンバーそれぞれが小道具を使ってかっこいい、画の見せどころをつくるのだけど、個人的にいちばんツボだったのはこの仏頂面の岡田准一さんですね。ほんとうに意味が分からなくて、けどかっこいいので、見ながら笑いつつもだえてしまう。

 

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 曲の歌唱パートの受け渡しに従って、MVもバーティカルなエフェクトを挟みながらかっこよく切り替わっていく。その間もあいかわらず岡田准一仏頂面をしていてほんとうに面白い。「だったらもっと近く来なよ」の顔じゃなくないですか、好き、岡田准一……。

 

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 1番のAメロはカミセン(V6の6人のうち年少3人のことをこう呼ぶ)が歌い、Bメロはトニセン(V6の6人のうち年長3人のことをこう呼ぶ)が歌う。大司教、みたいな雰囲気のある服を着ている長野博がここにきて良いですよね。

 肩のボタンが印象的な坂本さんの衣装も良いし、井ノ原さんは私服パートのおおきなマフラーが素敵。こういう、違ったパターンの衣装が見れる、素晴らしいMVですね。

 

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 この曲には明確なサビがなく、その役割を間奏が果たしている不思議な曲なのだけど、その間奏部分の踊りはかっこいいですね。曲もけっこうコミカルでキャッチーなのだけど、不思議な品格がある。

 V6は6人という制約があって、やっぱり、集団で踊るときにはメンバーが奇数名だったほうがシンメトリーが簡単に作れて見た目が良かったりするんだけど、この6人でやって来て、定番となっている、シンメトリーじゃない見せ方の形みたいなのがあって、それがきれいです。

 

 あと、このYouTubeバージョンでは見れないですが、2番のトニセンの、階段で本を読んでいる映像がとてもかっこよくて、良い。2番では岡田は、階段に座っているというエモい状況だからか、ちょっと仏頂面ではなくエモい表情をしているのだけどそれもとても良いですね。

 

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 「小さなサイン」というところでのけぞる森田剛は素敵。森田剛な~。最初の部分でマッチに火をつけてそれをただ見ているところからしてよいんですよね、いやそのビジュアルならタバコ喫えよとか思ってしまうけど、たぶん、喫煙者ではないのでしょう。