ジュビリーを探せ!

 

 2014年、僕がまだ向学心のある人間だったころ、「そういえば100年前の今年*1って、第一次世界大戦の始まった年だ。……第二次世界大戦のことならいろいろな作品の題材にもなっているし、扱っている歴史の本も多いから、それなりには知っているけれど、じつは第一次世界大戦のことは何も知らないな。2018年に第一次世界大戦終戦100周年を迎えるので、それまでの4年間、ちょっと第一次世界大戦について勉強してみるか!」と思ってなにもしなかったことがある。

 

 いま思うとけっこうな機会損失だな、と思って悔しい。僕はけっこうこういう記念ごとを大事にするタイプなので、思いつきどおり勉強していたら、第一次世界大戦についてもけっこう詳しくなっていたはずなのである。

 

 ……時は流れて2021年、せっかくの年始なので、今年こそは思いつきを実行に移してみようと思う。2021年に25周年、50周年、100周年、250周年、2525*2周年を迎えるものをなにかひとつずつ、計5個選んで、今年が終わるまでにそれに詳しくなってみようじゃないか。

 

ターゲット1:25周年

 まだ浅い周年なので、偉大な芸術家とか歴史的事件などは置いておいて、いまでもふつうに流通しているようなプロダクトや活動しているアーティストなどをこの枠で使いたいなと思った。

 「周年記念データベース」で検索してみたところ、このような結果に。

 

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 うわー、ポケモン!? ポケモンか……、たしかに、ポケモンはそこそこ好感は持っているけれど、エメラルドまでしかやったことがない。ポケモンはこれからも強いコンテンツであり続けるだろうし、いまのうちにぜんぶ履修して、歴代のポケモンの顔と名前を一致させておいたら今後つぶしは絶対に利くだろう。えー、でもポケモンプレイするのか、いや~、でも、ポケモン……、うーん……。

 

詳しくなる25年前のもの→PUFFYに決定!

 

ターゲット2:50周年

 恩恵を受けたうえで申し訳ないのですが、先ほどのサイトはちょっと使い勝手が悪かったので、つぎはグーグル検索で見つけようと思います。「今年 50周年」で検索すると、さまざまな企業や団体、ブランドが、自らの50周年を自ら祝い、それをビジネスに結びつけようとする様子が浮かび上がってくる。

 

 その中で目を引いたのが、こちら。

 

市制施行50周年記念ロゴマーク

市制50周年記念サイト | 伊勢原市

令和という新たな時代を迎え、本市は今、大きな変革のさなかにあります。先人から受け継いだ歴史・文化が再び注目され、かつて徳川の時代、江戸の人口が100万人であった頃、年間20万人もが大山に訪れたと言われる往時の賑わいと活気を取り戻そうと、市民・関係機関・行政が一丸となって取り組んでいます。

そして、3月7日には、長年待ち望んだ新東名高速道路伊勢原大山インターチェンジが開通します。これをさらなる市域発展の足がかりとして、まちづくりに生かしてまいります。

(…)

本市の更なる飛躍の契機とするため、本市に関わるすべての皆さんとともに、市制50周年を大いに盛り上げてまいりたいと思います。どうぞ御理解と御協力をいただきますよう、お願い申し上げます。

市長メッセージ | 伊勢原市

 今年は伊勢原市に詳しくなろうと思います。大いに盛り上がる伊勢原、とっても楽しみです。

 

詳しくなる25年前のもの→伊勢原市に決定!

 

(つづく)

*1:賛否ありますけど、僕はこの言いまわし好きですよ。「まえ会ったのって、もしかして先月の今日じゃない?!」とか、「飯ごめん、一時間前の今ごろ食った」とか言う。

*2:にこにこ、とかけている。2021年がそういう年になるように。