冬の鬼ビター
お酒売り場では、ビールとその他の缶入りRTD(チューハイ、カクテル、ハイボールなど)はゆるやかに区分けして売られていることがほとんどなので、ふつうは迷うことはないんだけど、この「冬の鬼ビター」は見たとき「緑茶割りだ」と思ったし、缶に書かれた「ビールテイスト」の文字を確認、そして原材料の表示に「発泡酒、スピリッツ」とあるのを見て、「いわゆる第三のビール*1か」と頭では納得したあとも心のどこかでは「緑茶割りでは…?」と思っていた。だってとても緑茶割りの見た目をしていらっしゃるし……。
味はボタニカルな香りのある、サントリーって感じのビール。……に、缶に書かれた「苦くてうまい!!」のかけ声どおりのきれいな苦み。ビールの苦さというよりは、すこし渋みが混じった、ボタニカルな苦みがある。こんな見た目を与えられて、どこかで緑茶に寄せなきゃ、みたいなプレッシャーをこのお酒は感じたのかもしれない。
やべっちスタジアムが面白い
黒木ひかりさんが本当に面白い。恒例のピッチレベルリポートでは、浦和vs札幌の試合を取材。入りのひと言では、浦和のサッカー専用スタジアムならではの近さに触れて「こんなに近くで見られると思うと興奮します。ガッハハ」と、その、実際に見ていただければわかると思うんですけど、ちょうどちょっと早くていちばん面白いタイミングで自分のちょっと狙ったあざと発言に笑っていて、ハートの強さがすごいなと思った。
いまは日向坂46の影山さんがサッカー界では影響力が強いけれど、その座を争うビッグスターになってもおかしくない振る舞いをしている。
お台場にて
勤務時間中にお台場に行ってきた。生まれてはじめて行ったので、楽しかったのだけど、最近はこころがぎすぎすしていて、ちいさなことが気になってしまった。なんですか、DiverCity東京って。
多様性(ダイバーシティ)と、街(シティ)をかけて、多様性のある素敵な街、さらにそのうえに、街をダイバーがダイブして楽しむみたいに楽しんでほしい、みたいな複数の意味が込められているのだと思うが、なぜ複数あるものを複数のままにせず、ひとことに縮約したのだろうか。
タイの首都、バンコクの正式名称
クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット
その意味
イン神(インドラ、帝釈天)がウィッサヌカム神(ヴィシュヴァカルマン神)に命じてお作りになった、神が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、イン神の戦争のない平和な、イン神の不滅の宝石のような、偉大な天使の都。
バンコクを見習ってほしい。複数の意味を込めたいなら複数の言葉を使ってほしい。そのほうがしゃらくさくなく、かっこいいのではないでしょうか。今度からはぜったいにそうして。お願いします。