2020-11-07 短歌 22 街灯を数えるだけのことなのにどうして悲しくなるのでしょうか 飲み残したテーブルの水を思い出すリセットを押して生き返るとき 警官の徒労 深夜の国道に車間を開けずTAXYTAXY 男の子みたいに花野に逃げた蝶ぼこぼこにされて帰っておいで 幸せを死後まで我慢できなくて行くレストランきらめくナイフ うつくしい色に生まれて黄絵具は腹をよじった形で眠る クリスマス 紙のコップに注ぐのはダイアモンドのようなウォッカだ