口の端汚して僕は飽きていてあとは捨てられるだけの水あめ
ほほえみを浮かべ林檎を切る母の林檎の芯のひとつの抵抗
ハンガーにかかったままでジャケットは彼の流儀で神に仕える
僕もまた上裸となって恋猫の夜のみだらな鳴き声を聞く
7月に異動があるって言われてる6月のなにもしない休日
幽霊にとりつかれているアパートだ 昼間の方が真っ暗になる
雪見鍋 こういう風に歴史から身を隠していて優しく生きる
口の端汚して僕は飽きていてあとは捨てられるだけの水あめ
ほほえみを浮かべ林檎を切る母の林檎の芯のひとつの抵抗
ハンガーにかかったままでジャケットは彼の流儀で神に仕える
僕もまた上裸となって恋猫の夜のみだらな鳴き声を聞く
7月に異動があるって言われてる6月のなにもしない休日
幽霊にとりつかれているアパートだ 昼間の方が真っ暗になる
雪見鍋 こういう風に歴史から身を隠していて優しく生きる