Future Library計画 ほか

Future Library計画

 書肆侃侃房という界隈ではかなりアツい会社が出しているWeb連載を読んでいたら以下のような記述を見つけた。

 

2014年に「未来図書館」(Future Library)というプロジェクトがノルウェーではじまった。スコットランドの芸術家ケイティ・パターソン(Katie Paterson)の発案による。オスロ郊外に植林をし森を育て、百年後にその樹木から製紙して文学全集を刊行する。2014年から毎年1名の作家が指名され作品を提供するが、作品は2114年の全集刊行まで誰も読むことが許されない。

 すでにデイヴィッド・ミッチェルマーガレット・アトウッドらが作品を封印されているらしい。アートとしてはかなりクールではあるが、ふつうに読みたくないですか? 僕はほぼ確実に読めないのが悲しい。

 

 いまをときめくエリート作家たちがキャスティングされているが、はたして100年後にも人々の注目を集めているような作家はこのうちの何名いるのだろうか…。

 

Strokesの新譜その2

 新譜と言っても一か月くらい前ですけど。The Strokesは、4月頭にリリースされる新しいアルバムのからこの曲を先行公開し、世界中のストロークスファンを困惑させた。べつに悪い曲ではないのだろうし、こういう曲調はThe Strokesのものではないのだけれど、彼らはこれまでもやや大胆に雰囲気を変えるということをしてきていたし、そもそもこういう曲にはJulian Casablancass*1のソロプロジェクトで聞き覚えはある。

 

 そのちょっと後に出てきたこちらの曲で、ファンは安心した。やや丸く、非常にこてこてだけどその辺は非常に僕の好み。展開が豊富で、それぞれの部分にメリハリがついているの、「Under Cover of Darkness」を彷彿とさせる。

 

沖縄唯一の清酒

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 ゆりっこ、というお酒が店頭にあったので買って飲んでみました。これが沖縄県で唯一製造されている清酒らしい。

 沖縄県での日本酒の肩身はやや狭い。もちろんちゃんとしたお店に行けば日本酒は置いてあったりするのですが、カジュアルなお店で、カジュアルな値段な清酒、となるとあまり見かけない。そういうところで定番のお酒になってくれると嬉しいですね。

 味はたぶんいわゆる「飽きのこない」という感じで、バランスが取れていて食事にも合いそう。後味はちょっと甘くてうれしいかも。

 珍しいお酒で、おそらく沖縄の観光地でもあまり売ってないような気がします。見かけたらぜひ味見をどうぞ。

 

*1:The Strokesのヴォーカル。