英語版限界しりとりをめっちゃやった

 

 限界しりとりというQuizKnock発祥のゲームがある。しりとりをしつつ、自分の手番が回ってきたときにトランプを引く。引いたカードに書かれている数字とおなじ文字数の言葉で返さなければならない。それぞれに持ち時間があって、使い果たすと負けになる。

 

 それの英語バージョンの動画を見た。ネイティブに挑むという無謀な内容だった。この動画内で、この英語限界しりとりをアプリとしてリリースした、というCMをやっていたのでインストールしてみることにした。

 山手線ゲームでも知識クイズでもしりとりでもなんでもいいのだけど、僕はもう本当に物を思い出すのが大好きで、あの思い出したときの快感を味わいたくて味わいたくて仕方がないのである。

 

 何回かやったところですこしずつコツがつかめてきた。まず、大事なのは接尾語や接頭語である。-ingとか-nessだったりをつけて、違う文字数で単語を探すことができると強い。

 たとえば、Bの8がお題だったとき、Bからはじまる8文字の単語をそらで探すのはなかなか難しい。そこで、Bからはじまる5文字の動詞を探して、それをingで名詞化することを考える。辞書に載っているワードであればOK、というルールだと思われるので、なんでもかんでもingをつければ通る、ということはないが、ある程度その形での使用が浸透していればOKである。このばあい、Breedingとかならいけるでしょう。

 

 Aの10、……オーストラリア! Australia、あ、一文字足りない。しかし。あきらめてはいけない。Australiaがだめなら、Australianでいけばいいのである。

 

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 実践例:Thirties

 

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 ゲームバランスは絶妙で、差が開いてしまっても引き次第では逆転することもできる。もちろん、一発で勝負がつくこともある。このバトルでは相手がEの10に対応できずにそのまま沈んでいった。

 

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 さて、このゲームをランダムマッチで遊んでいると、しばしば「MAHREZ」とか「SUAREZ」とか「KANE」とか、サッカー選手の名前が付けられたぜんぶ大文字のアカウントと対戦することになる。これはおそらく、運営が用意しているダミーの対戦相手アカウントだと思われるが、サッカー選手の名前なのがちょっと背景が透けて見えて面白いですね。

 スクショに取った「WINKS」「FOYTH」というのはどちらもトッテナム・ホットスパーの選手であり、ハリー・ウィンクスはともかく、ファン・フォイスというのはそれなりにマイナーな選手で、知ってるひとじゃないとたぶん知らないと思われる。

 そういえばQuizKnock代表の伊沢さんはスパーズの大ファンだった。このアカウント群も伊沢さんの趣味なのでしょうか。