僕の沖縄の高校の同期には環境が悪化すると寄り集まるというそういう単細胞生物のような特性がある。まえに首都圏で大雪があったときにも(そのときには僕はたまたまいなかったが)みんなで集まって雪で遊んでいた。そのときは電車が止まってそのまま一網打尽になったらしい。
今回の台風19号(ハギビス)のときもそうだった。そもそも、この台風直撃の連休、いつも寄り集まるひとたちのうちのひとりが地元で結婚式を挙げることになっていて、みんなお休みと飛行機をとっていたのだけど、結局飛行機は当日を待たずに欠航が決まってしまい、我々には無傷の暇な週末が残された。友人のひとりが「遊びに来ない?」と誘ってきたので、誘いに乗ることにした。
以下が、その彼と台風の日にやったことの一覧となる。
INVERSUS
僕はふだんはゲームをめったにやらないが、彼はけっこうアクティブな、イベントとかに参加するタイプのゲーマーで、彼と会うとひたすらゲームをおすすめされる展開になることが多い。今回おすすめされて一通りやったのが、この、インバーサスという知るひとぞ知るゲーム。
対戦型のシューティングゲームで、弾を撃つとその軌道に沿って自分の陣地を獲得することができる、というスプラトゥーンみたいなゲーム性があるゲームである。ステージが30こくらい用意されていて、それぞれのステージに「あ、こういうことをして戦ってほしいんだ」と思うような、狙いを持ったデザインがされていて、おもしろいゲームだなあと思った。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
もうこれをやるとほんとうに明らかに楽しい。スマブラ自体にはもちろん成長の過程で自然に触れていたんだけど、最新作に触るのは初めてだった。知らないキャラやアイテムがたくさん出てきて爆笑しながら遊べたし、そんなゲームがガチなひとびとがやる格闘ゲームとしてのプレゼンスも同時に備えているのってすごいなと思う。
スポンジボブ・ザ・ムービー
これがとても面白かった。僕の感想としては、「実写版ファインディング・ニモ」(スポンジボブの映画が実写版ファインディング・ニモだというのはどういうことなのかよくわからないとは思いますが、本当にそうでした)、友人のいちばんはまったところは「スポンジボブが朝の支度をするときに二股に分かれた歯ブラシが出てきて、それに二股に分かれたチューブから歯磨き粉をつけて、それでちょうど歯もふたつあるしそれを磨くのかなと思ったら、思いっきり目を磨き始めたところ」だそう。