夏休み 1

 

 ある時点から人生が無期限の夏休みに突入してしまっている僕に直接の関係はないが、いちおう夏休みシーズンということになっている。今週は夏的なアクティビティをいろいろした。本稿では、その今週行った夏的なアクティビティについて述べて、最後に楽しかったか楽しくなかったのか結論を述べて終わりにする。

 

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 川崎フロンターレ大分トリニータの試合。個人的にはあまりスタジアムでサッカーを観戦するのが好きではないが(家でDAZNで見れるものを外にわざわざ見にいくモチベーションがなかなかわかない)、が、実際行ってみると毎回やっぱり興奮しますね。音がすごかった。応援の音。映画館とNetflixとかの比較でも言えることだと思うけど、やっぱり現地でこそ楽しめるのは音だなって思う。音はすごい。

 

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 夏休みということで、ちびっこがたくさん来ているということで、スタジアムの表記がこのしあいだけすべてひらがな(いちぶカタカナ)になっていた。

 

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 帰りに立ち寄った居酒屋がとても良かった。焼酎がたくさんそろっていて、食事も視覚的に美しいとても丁寧なお店だった。しかしお店の雰囲気から受ける印象よりだいぶリーズナブル。とくに揚げ手羽先がとてもおいしかった。

 

 このように僕は手羽先があまり好きではないが、この店の手羽先は本当に柔らかくて、手も口も全然汚さずに食べられた。ノーストレス。

 目黒駅の飲食店集積ビルにあった「銀角」というお店でした。

 

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 その翌日は猿島へ行った。東京湾にある唯一の無人島であり、東京湾に唯一残っている自然島らしい。猿ということで、「モンキー・D・ルフィ」島と改名され、中途半端なコラボ企画を行っていた。フェリーに乗った瞬間スピーカーから「お前らぁ!」とルフィの声がするので先輩に怒鳴られたのかと思ってビビった。

 

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 島は旧日本軍によって要塞化されていて、その遺構が観光資源となっていた。バーベキュー場、「モンキー・D・ルフィ」島、要塞島、東京湾に残された唯一の自然島、東京湾唯一の無人島……、人々のいろいろな都合によって、さまざまなアイデンティティを背負うことになった島であるが、そのなかに、この島にとっての自分らしい姿はないように思えた。

 

 猿島よ。聞かせてくれよ、おまえのほんとうの声を。見せてくれよ、おまえのほんとうの姿を。おまえの瞳には、いまなにが映っている?

 

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 返事はなかった。

 

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 こちらはトンネル(Tunnnel of Love)。英語が面白すぎる。内壁にそう見ようと思えばそうも見えるハートの形をした剥落部分があって、それが名前の由来ではないか?と同行者たちに案を出してみたが、同意はされなかった。

 

 結論:楽しかった。

 

 まだ夏は続くので、この記事のタイトルにはあらかじめ数字を振っておくことにします。「夏休み 2」もあることを祈って。