三ノ輪の商店街が熱いという話だったので散歩しながら見に行ってみた。
それはディープすぎる。 pic.twitter.com/sPYNCmtzCD
— soudai (@kageboushi99m2) July 13, 2019
商店街にたどり着くちょっと前にこういうのを見つけた。ツイートしたときは気づかなかったけど、PM5:00~受付ってことは、つまり簡易宿泊所ですね。エリアとしてはちょっと違うとは思うけど、山谷も近い場所なのでそう考えると納得はいく。
商店街の名前はジョイフル三ノ輪。商店街一帯で使えるポイントカードを発行しているくらいにはにぎわっていた。ただ、焼き鳥の店とか餃子の店とか唐揚げの店とかがそれぞれ複数店舗ずつあって、賑わいかたに結構な差があるというか、1番手2番手3番手がはっきりと分かれているような感じがあってちょっとシビアだった。食料品店は大丈夫みたいだったけど、衣類とか布団のお店はたたんでいるところも多い感じ。靴屋さんでは閉店売り尽くしセールをしていた。
そのあと280円で巨大な弁当を売っている店を見つけたので良かった。これでなにかあったときの生存可能日数が予想よりかなり伸びた。
280円弁当を買ってみようかなって思ったけど、いまはけっこうお金があるので見送り。商店街のなかにあった喫茶店に入った。入った瞬間、(おそらくお店の家族の)子供がおもちゃのバイクを乗り回して遊んでいて、店主のおばちゃんに「ほら、お客さん来たよ! あいさつしなさい」と言われていた。ワークライフバランスがすごい。
そのあと、(どのタイムスケールで最近なのかはわからないが)最近メニューにくわわったというカレーを食べていたら、突然外出していた猫が帰ってきてお店が沸いた。じつはこのお店には看板猫(しかも飼い猫じゃなくて、なぜかある日自然に住み着いた野良猫)がいて、それでけっこう有名なお店だったらしい。店内には猫好きグループがいて、写真をたくさん撮っていた。
夜はスナックになるらしく、店の天井からはDAMのスピーカーがたくさんぶら下がっていた。喫茶店・猫カフェ・スナックという3業態を自然に実現している、経営多角化の見本ともいえる事業体だった。日本の商業の最先端がここにある。
近くにあった公園には滝と川があって、子供たちが水遊びをしていた。飛んでくる塩素の香りがなつかしい。プールアトラクションのようになっていたし、こんなクオリティの高い公園あんまり見たことないぜ。近くにこれがある子供、けっこううらやましい。
川のある生活。