推し(μ's)に連れていて欲しいポケモンを考える 7

 

絢瀬絵里

 

 まず、相棒ポケモンを「マフォクシー」「アローラキュウコン」のどっちにするか考えてから全体の方向性を見つけていきたい。絢瀬さんはオタク界隈ではけっこうキツネの図像をアトリビュートにしていたりすることが、あるんです。

 

 というところまで書いて前回からとても時間が経ってしまった。どっちにもそれぞれの良さがあって難しいです。でも、前回を見る*1東條希さんの手持ちにはマンムーがいるので、それと対にする、みたいな発想があってもいいかもしれない。というわけで一旦ここは、マフォクシーです!

 

ツンベアーアマルルガパルシェンヒヒダルマ(ガラルのすがた)、サンドパンアローラのすがた)、ジュゴン

 アローラキュウコンを回避したおかげで、手持ちにほかの氷ポケモンを入れるスロットが空いている。選択肢に上がるのはこのへんかなあ、と思うのですが、ここは個人的に、――世間的には「違うだろ!」かもしれませんが、1体すごくしっくり来ているポケモンがいるので、今回の僕の「連れていて欲しい」はこれにさせてください。

 

フェローチェギャロップ(ガラルのすがた)、サーナイトクチート、エーフィ、ペルシアンドレディア(ヒスイのすがた)、アシレーヌコジョンドチルタリス

 ラブライブ!の作品世界のなかで絢瀬絵里さんはつねに、「華があって、賢い」というふうに描写される。このふたつの要素を表すような手持ちポケモンも必要でしょう。たとえば、「華がある」はこのようなポケモンたちだろうか。

 

カポエラーダイノーズ、ナッシー(アローラのすがた)、ウソッキー、パルスワン、ヌメルゴンドデカバシマスキッパジジーロン

 そして、賢いを表すとすればこのあたりのポケモンでしょうか。

 

カプ・レヒレスイクン

 あと、レアなポケモンはちょっとずるなのでこのシリーズでは外して考えているんですけど、例外でこの2匹から1匹だけ入れていいですか?

 

 ……というわけで、個人的に悩んで決めた「推し(μ's)に連れていて欲しいポケモン絢瀬絵里さん編はこのとおり!

 こうやって並べてみるとけっこう色もイメージカラーと合っているし、最初の目論見通りマフォクシーがワンポイントになっている。この並びに一瞬違和感を持って入ってきているけど、最終的には裏テーマみたいになっているダイノーズも非常にいい味を出しているのではないでしょうか。

 ポケモンの世界では、生徒会長とセットになった嫌な役回りからは逃れて、こういったポケモンとまったり暮らしていて欲しい。

*1:見返すとヤレユータンを考慮に入れていなかったの手落ちだという気がする。

最近ポイントが高かったWikipediaページ 10

 

 ひまな時などにリンク先を見てみると、ちょっとひまつぶしができますよ。

 

ウィキペディアタウンとは、その地域にある文化財や観光名所などの情報をインターネット上の百科事典「ウィキペディア」に掲載し、さらに掲載記事へのアクセスの容易さを実現した街(町)のことである。

世界初のウィキペディアタウンは、2012年のイギリス・ウェールズにある人口9,000人弱のモンマスという町とされ、町中に無料のWi-Fiを設置し、博物館や学校など1000カ所の建造物・展示物に、ウィキペディアへの検索が行えるQRコードがあり、これを用いて携帯電話、スマートフォンなどでアクセスできるようになっている。

ウィキペディアタウン - 1890点!

(名前だけ見ると浅はかに聞こえるけど、「ARで町おこし!」みたいなのをウィキペディア活用でやるというのはけっこう合理的なのかも)

 

スペースクラフト・セメタリー(英語: spacecraft cemetery、宇宙機の墓場)とは、ニュージーランドウェリントンから南東に3,900 kmの南太平洋海域を指す言葉[1]である。世界の大洋において、陸地から最も離れている到達不能極(ポイント・ネモ)であるため、落下物による被害の可能性を最小化できる点から、宇宙機を落下させる場所として選ばれている。

落下させる宇宙機は、制御可能な状態で廃棄される人工衛星等で、墓場軌道[2]に上げるより小さいΔv(速度変更)で落とすことができる比較的軌道が低い軌道で、軌道傾斜角から目標地点へ無理なく落とすことができる場合に選ばれる。
[2]こちらの英語は graveyard orbit であり、宇宙機用語としてはどちらのフレーズも「墓場」と訳すのが通例ではあるが、cemetery と微妙に異なるといえば異なる。

スペースクラフト・セメタリー - 2900点!

人工衛星モチーフの擬人化ソシャゲ出たらこのネタで一生えもえも妄想が出来そうだ)

 

フルーロン、あるいはフリューロン (英語: fleuron、[ˈflʊərɒn, -ən, ˈflɜːrɒn, -ən])とは、タイポグラフィで使用する要素のひとつで、一種の記号である。句読点のように使ったり、植字上の装飾として使用することもある。フルーロンは花や葉を様式的に表現したものである。

フルーロンは初期のギリシア語やラテン語のテクストでも使われている最古のタイポグラフィ装飾のひとつであり、段落記号と同様、パラグラフを分けるテクスト中の文字として使われていた。パラグラフの1行目をインデントしたせいで生じた空白スペースを埋めるのにも使われることがある。

フルーロン - 610点!

(かわいい❦❦❦)

街角にピアノがあるのはそこにあったバス停の代わり

 

街角にピアノがあるのは
そこにあったバス停の
代わり 

手紙が落ちているのは
誰かが拾い損ねた
から 

国が持ち出す争いのことまで
君に教えてもらいたいわけじゃ
ないんだ 

ただ
マリオが拾うコインのような
細やかな心がけを守って生きていく 

鍵のかかる図書館を探して
もし見つけられたらその床で
膝をつかまえて離さないように
眠る

夢の中では
飾る
さまざまな色の帽子を

星なしだけど個人的に好きな記事

 

 はてなブログを書いていると、読んでいる人から「面白かったよ~」「頑張ったね~」という意味の星をもらうことがある。

 

 自分で読んで面白いなと思う回ほど星をもらえる傾向があるのだけど、いくつか、けっこう面白いんだけどこれ星0だな…、となっている記事もある。今回はそれを紹介させてください。

 

 夢の話で星が欲しい! というのもご無体なのだがこれけっこう個人的には好きなんですよね。このブログには珍しくほとんどフィクションなしというのもポイントが高く、日記のように読みかえすことができる。

 

 自分のことを書いた回が星ないのはまあいいのですが、推し作品を取りあげたときにはちょっと、「もうすこし僕が頑張ってうまく紹介できていれば……」みたいな気持ちが湧いちゃいますね。

 「将来的に死んでくれ」、最近周りでも読んでいる人がいてうれしい。もっと流行ってくれ~。

 

 やっぱりこのくくりだと初期の回が多くなってしまう。これはBall Park Musicというバンドの好きな曲について、ちょっと歌詞に触れめにいろいろ話した回なのだけど、いい感じのオチもついていてよかったんじゃないかな、と思っています。

 オチとかどうこうじゃなくて、気合も入っているしね……。*1

 

 一応サイドバーに、個人的に好きだった回を載せていて、たまに入れ替えたりしているんだけど、この記事はぜんぜん人気ないと思うだけどずっと置いてある。

 なぜなら、「雪華綺晶の天空離宮殿」が本当の本当に傑作だってことはもうもう、見たことある人が語っていかないと絶対風化しちゃうから……。追っかけてた身として、義務だと思っています。僕は「雪華綺晶の天空離宮殿」を語り継いでいく。

 

 こちらは昔作ったショートストーリーですね。けっこうキャッチーでできもいいと思うので、1個くらいは星がついてもいいはず……! ここでリンクを貼っておいて、星がつくのを楽しみに待っていたい。

 

 これとかみんなめっちゃ面白いって言ってくれる、まじでこのブログでも1位くらいに面白い回なのに星はついてないんですね。これも先ほどと同様、1個ぐらいはついていて欲しいものですよ。やっぱ見栄えが変わるからな。

 

 最後はこれ。これもけっこう有名なゲームをけっこう気合い入れて感想書いているので、「moon」好きな人は押せるはずですよ、星。

 

 まとめサイトになってしまったけど、今日はこんな感じです。この記事にはいいかなとは思うけど、もしみなさん、面白いなと思ったら気軽につけていってくださいね、星。

 

*1:いやいま見るとけっこう恥ずかしいことを書いているかも。

1冊目に読んだら意外とはまるかも~西崎憲『ゆみに町ガイドブック』~

 

 「ゆみに町」に暮らす小説家がいて、彼女は物語というよりはその枝葉や表面の部分にある詩、風景や光景みたいな断片的なもののほうを好んでいる。その彼女が暮らすゆみに町のことや、彼女の生活歴、そしてゆみに町で見聞きした種々のエピソードが語られていく。

 同時に、このゆみに町には「雲マニア」という、「記憶子」を操作して町の形を整える仕事をしている人がいて、その「雲マニア」が仕事上で横着して起こした失敗(→ゆみに町には深刻な不具合が……)、それと小説家の空想の世界「ディスティニーランド」にて虐殺から逃げつつ「クリストファー・ロビン」をさがす「プーさん」の話も描かれますよ~、という小説である。

 

 「何なんじゃそりゃ~」と思う人もけっこういるかもしれない。でも、「ああ、こういうタイプの小説か」となんとなくわかってくれる人もいるかと思います。

 

 想像した通りでだいたいあっている。シュールレアリスティックな世界と、若干不思議だけど現実世界と似ている世界、……複数の世界を作中で並列させて書いて、夢とか、想像力とか、井戸の底とか、なんらかの物語的仕掛けで複数の世界を関連させる。そうすることで、シュールレアリスティックな世界が現実の世界にとって、寓意を持つように感じられる、そのふたつの世界のハーモニーで読ませる、というような設計を持っている作品である。

 

 こういう設計を持つ小説は日本のコンテンポラリーの文学にはけっこう多いので、これが1冊目になるという人はそんなにいないんじゃないでしょうか。なので読むときは、類似の諸作品と比較してどうかという話になってくると思う。

 まあ、それはそれとして。

 

 こういう設計を持つ小説のうち、最初に読むのがこれ。だとけっこういい入門になるのかな、と個人的には思いました。

 「わかりにくい」ことが売りになるタイプの作品なのだけど、そのなかではけっこう読者にやさしくて、重要なリンクポイントでは「ここを考察してくださいね」とヒントをくれるような書きかたになっている。ちょっと退屈で流し読みしても、内容は十分把握できると思う。文体もときおりリリカルだが、基本は欲を書かない散文で読みやすい。単行本200ページくらいですっきりと終わっているというサイズ感も完璧だ。

 

 夜に夜を継いだ世界で尽きることのない観覧車の森をプーさんは走り続けた。何日が何週間になり何週間が何箇月になっても逃げ続けた。生きるということは逃げることで、逃げるということは旅をすることだった。

 プーさんの左耳はない。ある時ワイルドハニーバニーに切り落とされたのだ。

 クリストファー・ロビン

 プーさんは口から甲虫を吐きだす。忠誠を誓わされて口に含んだものだった。そのかわりに堅い木の実を口に押し込む。

 というわけで、「こういうの読んだことないよ~」という人にはちょっとおすすめかも。でも、読書メーターとかのレビューを見ていると「わからなかった」「僕には早かった」みたいなのがたくさん投稿されているので、べつにおすすめではない可能性はあります。僕はおすすめだと思います。

「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」をそろそろ略したい

 

 村上春樹さんという人が書いた長編小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』というのがある。村上春樹のなかでも有名な作品で、じっさいとても面白いので「これがいちばん好き!」という人もけっこういると思う。

 僕自身も『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』はとても好きで、日常で、好きな作品の話とかをするときにたまに口に出すのだけど、気軽に口に出すには長いんですよね、このタイトル。

 

 縮めて『世界の終り』と呼べばいいじゃないか*1、という人もいるかもしれませんが。

 じつはこの作品、「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」という2つの物語がくっついて一冊になっている、という内容のものなので、「世界の終り」と呼んじゃうと、それが作品全体を指しているのか、それとも作品の半分「世界の終り」パートを指しているのかわからなくなってしまう。なので、なかなかそう略すのが難しいんですよね。

 

 でもさすがにそろそろ略したい。通用する略称さえあれば、日常で「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」って、(会話のテンポを損ねないよう)ちょっと早口で言ったときのなんか正式名称を言ってマウント取ってる感、も出ずに済むし、文章で打つとき「世界の終わり」だっけ?「世界の終り」だっけ?「ハードボイルドワンダーランド」だっけ?「ハードボイルド・ワンダーランド」だっけ?といちいち検索せずにも済むのである。

 

 というわけで、メリットが大きいので、今日はいくつか略称を提案してみたい。

 

略称案1:セカハー

 「ロンハー」*2みたいな感じですね。いいのではないでしょうか。

 しかし、まあ「セカ」はいいとして、「ハードボイルド・ワンダーランド」を「ハー」と略してしまうのにはちょっと疑問が残る。「ハードボイルド」の重かっこいい感じがあまり略語で表現されていないのはいただきにくい。

 

略称案2:セカワン

 「テリワン」*3みたいな感じですね。これも言いやすくていいんじゃないでしょうか。

 しかし、まあ「セカ」はいいとして(世界→セカは「セカオワ」で確立してる)、「ハードボイルド・ワンダーランド」の2要素のうち、相対的に重要じゃない「ワンダーランド」のほうが残っちゃっているのがちょっとおさまりが悪く感じる。

 

 というか、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」ってよく考えたら4要素「世界」「終り」「ハードボイルド」「ワンダーランド」あるので、それを2要素(各要素2文字)×2=4文字の略語にしようというのがすこし無理があるのかも。

 

略称案3:世終ハボワン

 「浦期僕馬」*4みたいな感じですね。口に出しても伝わるとはとうてい思えないが、「浦期僕馬」もけっこう流行ったので、これも力のある人が使っていけば通じるようになるかもしれない。

 やっぱり要素を落としていないのがえらい。世界が終わって、ハードボイルドなワンダーランドを楽しめるのが『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』という作品のいちばんいいところですからね。

 

略称案ではないが…:壁の街と計算士

 略称案ではないんですが、『壁の街と計算士』的な名前で最初から村上春樹が出してくれるのがこの件に関しては一番良かったですよね。『図書館と一角獣』とか、なんでもいいですが。

 

 でも、それをせずに『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』だったからこんなにかっこいいしわくわくする、というのも間違いがない。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、本当にずるい作品ですね。

 

追記

 英語だとEWHWみたいな感じで略せるのかも。「RHCP」*5みたいな感じですね。

2022.5.13追記:英語版のタイトルは「Hard-Boiled Wonderland and the End of the World」であり、日本語とは逆になっている*6らしい。

 てことは、略すと「HWEW」ですね。

*1:オリックス・バファローズオリックスと略す要領ですね。

*2:ロンドンハーツ

*3:ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド

*4:浦和に期待した僕が馬鹿でした。詳しくはドメサカ板のしょうもないスラングが好きだった - タイドプールにとり残されてこちらの記事を参照。

*5:レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

*6:たしかに、「ハードボイルド・ワンダーランド」から始まるしね。

最近のTwitterの楽しみ、「偽二階堂bot」

 

 「偽大分むぎ焼酎二階堂bot」というbotがとてもクールで、好き。

 

 「大分むぎ焼酎 二階堂bot」という、「二階堂」という名前の大分の麦焼酎*1のCMで流れるポエムを書きおこしているbotがあって、そのパロディをしているのが「偽大分むぎ焼酎二階堂bot」だ。

 

 (いい意味で)くさい詩を、むぎ焼酎というくさい(けど、味わい深い)お酒で落とす、という土の味がするまじめなポエムが本家の持ち味だが、

 

 その土臭さをリスペクトしつつもいい感じに茶化して、「麦100%大分むぎ焼酎 二階堂」で笑いどころになるというきれいなパロディbotになっている。

 

嘘二階堂ポエムを呟いています。だいたい元ネタがあります。無いこともあります。探してみてね。 ネタの募集もしてます。Dmまで。

 bioにはこう書いてあるんだけど、元ネタぜんぜんわからなかったので、「元ネタあるよ」って書いといてそういうことにしつつ、オリジナルのポエムを書いている、で、「麦100%大分むぎ焼酎 二階堂」でオチにしてもうひとつ奥ゆかしくする、といったことをしているbotなのだと思っていた。

 あまり多くのひとには理解されないことをやりながら、でも居直るのではなくちょっと恥じらっている創作物ってだいたいいいものですからね。*2

 

 でも最近これ見て、Pink Floydじゃねえか!って思った。ということはbioはほんとうで、だいたいこれまでのもののほとんどに元ネタがあるんですね。

 

 冒頭にあげたツイートもそうですが、

 これとか、

 

 これとか。

 

 元ネタ知りたいツイートがたくさんある。これわかるよという人がいたらLINEかなんかで教えてくれれば幸いです。

*1:スーパーとかで売っているポピュラーな焼酎である。居酒屋には、あるところもある。東京ではあまり見ないかも。

*2:たとえばこれとか。