僕がたんにサンシャイン池崎さんが大好きなだけなのかもしれませんが、にしても面白すぎる動画があるので今日はその話がしたい。
今年の2月20日にサンシャイン池崎さんが、自身のYouTubeチャンネル登録者10万人達成を記念して行った、「感謝の一万回ジャスティス」の記録映像である。
HUNTER×HUNTERのネテロ会長のコスプレをして登場し、「ここはですね、ハンター協会の土地です」とのたまうオープニングから、10時間後にやってくる「10000回目」のエンディングまで、すべてが一貫して面白い。
本当にすべての瞬間が面白いので、適当にシークバーをクリックするだけでも無限に楽しめる。
とつぜん行われる「天翔龍ジャスティス」（あまかけるりゅうのジャスティス）や、就活に成功した視聴者に贈る「お前は正社員池崎だーー！」のツッコミ、「安西先生、ジャスティスがしたいです…」「やれば？」「ジャスティス！！」のひとり芝居のみならず、「ティスジャス…？ ジャスティスじゃねえかどあほう！！」「谷沢…、お前を越える逸材がここにいる…。それも2人だ、ティスとジャス、ジャスティス！！」といったコアなスラムダンクネタ（6793回ごろ）、……爆笑してしまった個所を上げていくときりがない。
どこをクリックしても、多様なネタさばきの無限の展開が見れる。この動画のシークバーは、実数より稠密だと言ってしまってもいいのかもしれない。
これは2414回目の、「のどが心配です…」という視聴者の声にこたえた「ささやきジャスティス」だ。
そしてこれが3587回目の「誇張し過ぎたジャスティス」。
しかし日が落ち、ジャスティスの回数も9000回を超えたあたりからは動画は感動の世界に入っていく。……とくに、ジャスティスを連呼したあと嗚咽とともに倒れ込み、ここでさすがの池崎も限界かと思われたところから14kgの砂糖水を飲んで*1、池崎の体の筋肉が復讐を誓い、超回復・復活を遂げたところは涙なしには……、いや、笑っていたかもしれないけれど、冷静に客観的に見れば感涙である。
ジャスティスしてえ……
9500回を超え、ZARDと通話をして、「負けないで」を電話越しに歌ってもらいながらジャスティスをしたところはほんとうに涙なしには……、いや、笑っていたかもしれないけれど、しかし心のどこかでは真に感動していた。
9600回を超え、視聴者から寄せられた「イヤフォンなしで聞いていたら、犬が吠え始めました」というお便りに、「ワンワンワン！ ニョキニョキ…、ケルベロスです！」とギャグをするもカメラにはぜんぜん写っていないということもあった。めちゃくちゃ面白かったけど、……もういいから、のどを余計なことに使わないで、ジャスティスだけやってくれ、頼む、という切ない気持ちになった。
9900回を超えたころからは、……なんというか、ジャスティスのまえに手を合わせる、祈りの時間の存在感が増してきたように思った。そして最後の10000回目のジャスティス、……本当に素晴らしかった。「磯丸水産」のギャグめっちゃ好き。素晴らしい動画でした。
