……すこし昔に、「周囲の状況とそこに置かれたキャラクターの行動や様態の記述、あるいはそれを接続詞でつないだ2から3の複合的な記述、……という形式でなされる二次創作」が良いという話をした。みんなもやってくださいね、みたいな感じで回は終わりにしたのだけど、じつは僕自身もけっこうやっていて、それをちょっと振り返ってきたい。
μ'sは先輩禁止なので普通はみんな自分のぶんは自分で払っているんだけど、穂乃果とふたりの時だけはつねに全額なんとなくおごっている絢瀬絵里。
— soudai (@kageboushi99m2) 2017年7月2日
だれがだれのぶんまでお金を払うか、というのは個人的にかなり好きな関係性フェーズで、けっこう日常生活でも注視してしまう。基本的には個々人というよりはそれを含むコミュニティの暗黙のルールで決まるものだけど、……こういうふうにそのコミュニティのルールを外れた個人的なおごりおごられがあるととても良くないですか、という提案です。
「NO」がうまく言えない星空凛と「YES」がうまく言えない小泉花陽。
— soudai (@kageboushi99m2) 2017年10月30日
個人的なりんぱな感のセントラルドグマとなるのがこれである。「NO」と言いたいときに「NO]と言えないのが星空さんで、「YES」と言いたいときに「YES」と言えないのが小泉さん。アニメでの二人の描かれかたを端的にまとめるとこういう対比になるんじゃないでしょうか、非常に自信のある解釈です。
最近話題のカルト宗教団体によるテロ事件が、穂乃果が子供のころ遊びで書いていた「よげんの書」の筋書き通りに起こっていることに気づいた園田海未。
— soudai (@kageboushi99m2) 2017年10月6日
μ'sのこのパロはぜひどこかで見たいんですよね。海ほたるに収監されるけど囚人仲間のマンガ家たちと脱獄する園田さんとか、歌舞伎町の飲食店でバイトして「ペレストロイカ」する絢瀬絵里さん、ともだち事件を調べようとしてたら再教育施設に送られて「ぴええ」となる小泉花陽さんなどがあってほしい。
りんぱなが個人的にも誘ったときだけクラス会に来る西木野真姫。
— soudai (@kageboushi99m2) 2020年9月24日
西木野さんがクラスでこの立ち位置になっていると嬉しい。ふだん来ないけどだれか特定のひとをかませたら来ないこともない人って良いですよね。
産婦人科医西木野真姫が、ホームパーティで料理の腕を褒められたところ「バカね、子宮切るより簡単よ」と返答して一同を無言にさせる回。
— soudai (@kageboushi99m2) 2018年10月2日
よくわからないタイミングで自分の力をあけすけな言葉でふつうに言う西木野さんが存在していてほしい。