チャンピオンズリーグ・ドロー

 

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 チャンピオンズリーグの組み合わせ抽選が終わった。この8個のグループ内で、各チームホームとアウェイでそれぞれ2回ずつ戦い、勝ち点を多く獲得した2チームが決勝トーナメントに進出する。試合をホームとアウェイで2度行う以外はワールドカップと同じ進め方である。

 

 スポーツマンガでも中盤の、ちょっと雰囲気の違う盛り上がり回として描かれるし、やっぱり、組み合わせ抽選というのは良いものなのですね。この一枚の画像をつまみにずっと妄想を膨らませることができる。種は撒かれたばかり。可能性はいまがいちばん開かれている。

 

グループA

バイエルン・ミュンヘン
アトレティコ・マドリー
ザルツブルグ
ロコモティフ・モスクワ

いわゆる「2強2弱」のグループ。ザルツブルグは今年も面白いチームだけど、上ふたつがバイエルンアトレティコだと厳しいかもしれない。

 

グループB

レアル・マドリー
インテル
シャフタール・ドネツク
ボルシア・メンヒェングラードバッハ

こちらも典型的な「2強2弱」。繰り返し唱えたくなる欧州のクラブ第一位であるところのボルシア・メンヒェングラードバッハはどこまで食い下がれるか。

 

グループC

ポルト
マンチェスター・シティ
オリンピアコス
マルセイユ

ここではマンチェスター・シティがひとつ抜けていて、2位の椅子をのこり3チームで争う。

 

グループD

リヴァプール
アヤックス
アタランタ
ミッティラン

ミッティランというチームははじめて聞いたが、デンマークリーグの強豪で、今年は予選2回戦からプレーオフを勝ち抜いてきたらしい。

 

グループE

セビージャ
チェルシー
クラスノダール
レンヌ

クラスノダールもなかなかこの舞台では見かけないチーム。ロシアワールドカップで最初のゴールを挙げた、ユーリ・ガジンスキーが所属している。

 

グループF

ゼニト
ドルトムント
ラツィオ
クルブ・ブルッヘ

順に、ロシア、ドイツ、イタリア、ベルギーのクラブ。ドルトムントがやはり強いだろうが、もう一枠はわからない。

 

グループG

ユベントス
バルセロナ
ディナモ・キエフ
フェレンツヴァーロシュ

ここは残念ながらユベントスバルセロナが無風で通過するだろう。フェレンツヴァーロシュはなんと予選1回戦から勝ち上がってきている。ユベントスバルセロナとの試合を楽しんでほしい。

 

グループH

パリ・サンジェルマン
マンチェスター・ユナイテッド
ライプツィヒ
バシャクシェヒル

ここが一番の激戦地である。パリもユナイテッドもライプツィヒも、もし決勝トーナメントに進めなかったら第三者として悔やまれるようなチームだ。

 

 ことしはDAZNがコロナ禍による経営立て直しで、なんとチャンピオンズリーグヨーロッパリーグの放映権を手放してしまったので、見るとしたらUEFA.tvに頼ることになる。何試合見れるだろうか。