風船に手を繋がれて九歳の僕父親を亡くしたばかり
おくすりは天使の声でいいました「朝夕二回食事のあとで」
動かなくなったルンバを捨てにいく甘い香りのする風の夜
しあわせは暖炉みたいに放置されときどき子供の覗きこむだけ
動きだす夜の明かりは自動車だ次が来るまで目を閉じていて
兵士らが一瞬のうちにすることもゆっくりとしよう 病棟だから
僕たちは家族写真を撮るときにいつでも誰かが足りずにぱしゃり
風船に手を繋がれて九歳の僕父親を亡くしたばかり
おくすりは天使の声でいいました「朝夕二回食事のあとで」
動かなくなったルンバを捨てにいく甘い香りのする風の夜
しあわせは暖炉みたいに放置されときどき子供の覗きこむだけ
動きだす夜の明かりは自動車だ次が来るまで目を閉じていて
兵士らが一瞬のうちにすることもゆっくりとしよう 病棟だから
僕たちは家族写真を撮るときにいつでも誰かが足りずにぱしゃり