ナユタン星人さんがふつうに好き ほか

カクヤスのある暮らしは格別 2
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 カクヤスという酒屋さんで税抜き690円だった、知らないブレンデッドウィスキーを飲んでいた。ロックで飲んでください、ということとかけている値段のようであるが、ひと瓶1000円を下回るウィスキーをロックで飲むにはそれなりの覚悟と勇気が必要である。
 個人的にはそこまで氷で冷やしたウイスキーが好きではないので、ちょっと水で薄めたストレートで飲んでみたところ、……まあそんな飲みかたで劇的においしいということはなかった。690円という値段で割って考えると、悪くはないのかもしれない。
 味がしっかりついていて甘いウィスキーなので炭酸で割ってハイボールにするととてもおいしい。
 
ナユタン星人さんがふつうに好き

 いいですよね、ナユタン星人さん。ナナヲアカリさんとのプロジェクトがYouTubeのおすすめ欄に上がってくるのを、イラストもいい感じだし、これは売れているんだろうなあざといな~と思いながら見ていたのですが、まああざとくても良いものは良い。

 この明星ギャラクティカもそうだけど、適度に浅い感じの天体への敬愛が見れるのが良い。こういうのは深いほうがちょっと恥ずかしいみたいなところはあっちゃったりするものね。そして歌謡曲風味のメロディ、とても好きです。

 

 この曲の祭り感とかすごい好み過ぎる。コズミックモチーフの泥くさ歌謡曲って結構なかったジャンルの組み合わせなのではないでしょうか。

 

人はなぜ依存症になるのか 自己治療としてのアディクション

 昔Twitterに、統合失調症のひとの喫煙について、それが自ら統合失調症の症状を治療しようとして行っていることなのではないか、という仮説の実証を試みた論文が流れてきて、そのときからちょっと興味を持っていた。

 依存症の原因を、単に原因物質の気持ちよさだけではなく、それが依存症になったひとの人生の苦悩を治療している、という側面から指摘する、どちらかというと臨床の局面で有用な作業仮説のようで、なんとなく腑に落ちるもので良かった。

 

 本のなかでも同様の例が挙げられていたけれど、 僕の友人にもそういえば人と接するのが怖くてそのたびに酒を飲んでいる、飲まないとまともにしゃべれないという感じのひとがいて、なるほど、自己治療だったのかもしれないな、と思った。