DISPATCHERS -岡野昭仁@プライベートスタジオで紅蓮華を歌う-

 

 この岡野昭仁さんのYouTube番組「DISPATCHERS」はお昼ごろの時間帯に更新されるみたいで、毎回、通知がLINEで届くたびに、早く夜にならなかいかなという気持ちになる。定期的に投稿しているYouTubeチャンネルは大体夕方の6~10時ごろに更新があることが多いので、ちょっと珍しい。

 

 まずはスタジオの話。進藤晴一が自分のスタジオをアトリエと呼称しているの、なんかちょっと解釈どおり過ぎて笑ってしまった。そこがいいよね進藤晴一。あと無責任にスタジオに名前つけろっていう本間昭光も本当にそういうところ。機材の話で、そのギターいいねって褒めてくる進藤晴一もとても良かった。

 

 弾き語ったのはLiSAさんが歌っている鬼滅の刃の曲だった。さてはKing Gnu井口さん経由で増えたファンをしっかりホールドしにいっている。自分のやりたいことを貫き続けるというよりは、ファンをつかめるように色々変えていくってところのほうが似合っているバンドだと思うので、とても良いことだと思いました。

 

 スガシカオさんとのしょうもないバッドコミュニケーションの話は、ぐちゃぐちゃになった海鮮丼のイメージとあいまってけっこう不気味に聞こえる。うまく変形したらいい感じの嫌な話になりそうだ。

 

 残りの部分で、ランダムにポルノグラフィティの曲を聴きます。

 

1.Devil in Angel

うおおお最高過ぎる。僕は昔からこの曲だいすきで、頭のなかで構想を練っていたポルノグラフィティカップリングベスト二枚組の片方の1曲目はいつでもこれでした。

 

2.渦

ぜんぜんわかってないんだけど、インターネットでのなんか音楽分かってる風のコアなファンの意見を鵜呑みにして、「やっぱ渦っていいよね」って背伸びして聞くの、めちゃくちゃ中学のころにやった。

 

3.冷たい手~3年8カ月~

シュコシュコ鳴ってるトラックとか、大サビで1番2番のサビを並べて繰り返すところとか、ちょっと時代を感じるアプローチがいまになってとても新鮮。

 

4.ヴィンテージ

ゆったりと歌うようなベースラインとその上に浮かぶボーカル、ギター。その背後にはミレニアルな香りのするトラックがあって、三々七拍子のホイッスルまで入る。3人時代のアンサンブルの到達点みたいな曲だと思う。

 

5.サボテン

なんじゃこれ、懐かし死にしてしまう。サボテンほどいつ聞いても安定感あって良いなあと思える曲ない。

 

6.月明かりのシルビア

ポルノには珍しいブルージーないい曲だと思う。みんな「横浜リリー」が好きすぎるのであまり晴れ舞台には立てないが、そろそろ再評価されてほしい。

 

7.東京ディスティニー

これと「青春花道」の、歌謡曲へのフェチを全開にした時期のポルノグラフィティがいちばん好きだった。また気がくるってこういうのを作ってくれ。