弟1と毎日交互に弟2にラインを送っていた時期

 

 僕にはふたりの弟がいて、もちろんそれぞれに名前がついているのだが、ここでは便宜上、僕と年が近い順に「弟1」「弟2」とリネームすることにする。弟1は僕と3歳、弟2は僕と9歳年が離れている。

 

 その弟1といっしょに、弟2に、毎日ラインを送っていた時期があった。一日ずつ交互に、僕の番、弟1の番と決め、弟2になんでもいいから個人ラインを送る。その日の終わりに弟1と僕の個人ラインで、その日の成果を発表する。……そういうふうな営みが日々にリズムとテンポをもたらしていた時期だ。

 

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 ちなみにどちらかが忘れていた場合、21時ごろを目安にこのような通知のラインを送ることになっていた。このようなやり取りのうちいくつかをふりかえって、ここで感想を述べてみたい。

 

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 これは僕が弟2に十回クイズをひっかけようと試みた回をスクショして弟1とのLINEに張ったときの弟1の反応をスクショした画像である。まだ3人で遊んでいた幼いころは、僕は長男として、基本的には絶対的な存在として君臨しており、ルールはすべて僕が決めていた。そのときの畏怖の念の名残があるのか、弟2はわりと律義に、シャンデリアと10回言ってくれている。

 

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 これは弟1が弟2に送った、送りはじめのころのラインである。ポケモンダイヤモンドは僕も一応プレイしたことがあるので、この3兄弟が共有できる数すくないゲームソフトの思い出だろう。

 とつぜん兄からラインが送られてくるようになって困惑しつつも「笑笑」となっている弟2がほほえましい。ちなみに、「なぜこんなことをしているのか?」系の弟2からの質問には、僕も弟1も期間を通して一切答えていない。答えなどないので。

 

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 弟はなんかクイズが好きでQuizKnockなども見まくっているらしく、こういう問題を送ったときはなかなかの精度で答えてくる。あまりかわいくないやつだな。ちなみにここで問題に正解するたびにあげていたポイントは、いままでのところ弟2に4ptくらいたまっているはずなのだが、それをなにに交換できるかはまだ決めていない。初任給が出たころにちゃんと考えよう。

 

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 こちらは昔撮った僕のいちばん盛れている写真を弟2に送って、僕だとわかるかどうか試した回だが、けっこうちゃんとわかっていて感心した。

 ちなみにいいねがついているのは、この写真を高校時代の担任の先生があげていたFacebook投稿から引っ張ってきたためである。元写真はパスポートを直撮りしたものなので、「俺→証明写真機→スマホカメラ→Facebookからスクショ→ライン(弟2との)からスクショ→ライン(弟1との)からスクショ」という、なんと5つもの段階を経て皆さまの目に届いているということになる。もしよければ、この写真をさらにスクショしたり直撮りして、次数がさらに1上がった画像を所持していただいてもかまいません。

 

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 おしまい。おやすみなさい。