水筒を抱えて眠る兄弟はそれぞれの夢の砂漠でひとり
僕は髪切ればいいのにだらしなく髪の気持ちをわかってあげた
まなび2とせいかつ1が教室に吹き込んでくる春のゆうぐれ
ポケットに鍵を鳴らして鳥を撃ち 撃たれなかった鳥の旋回
ブランコに登った 一人しりとりに徐々に不穏な単語が交じる
恍惚の香りを散らす日葡辞書鋏を栞の代わりにされて
水筒を抱えて眠る兄弟はそれぞれの夢の砂漠でひとり
僕は髪切ればいいのにだらしなく髪の気持ちをわかってあげた
まなび2とせいかつ1が教室に吹き込んでくる春のゆうぐれ
ポケットに鍵を鳴らして鳥を撃ち 撃たれなかった鳥の旋回
ブランコに登った 一人しりとりに徐々に不穏な単語が交じる
恍惚の香りを散らす日葡辞書鋏を栞の代わりにされて