Apple Music Challenge(3か月で10000曲聞いたときの話) 1

 

 

 Apple Music。加入した最初の3か月間は無料という制度があり、その制度を最大限生かしたかった僕はこのようなことを考えた。

 

 いま思うと、ちょうどその当時加入していた教育イベント企画系のサークルで、それなりに大きな案件の統括を務めていて、頭がくるっていた可能性がある。

 

 でもなぜかその時の僕はかなり前向きで、すぐにツイッターで進行状況を実況しながら曲を聴き始めていた。かなりの頻度でツイートしていたので、このタイミングで友人の多くが僕をミュートしたことだろう。序盤はそれまで知っていたバンドの曲を聴いていたが、それもすぐに尽きる。

 

 241曲を終えた時点ですでに健康被害を訴えている。当時寮に住んでいたので、スピーカーで音楽をかけるわけにもいかず、ずっと側頭部が押さえつけられていて頭が本当に痛かったんですよね。あの時の痛みは今も思い出せる。

 

 なにを聞けばいいのかもいまいちわからなかったため(そもそも聞きたい音楽なんて10000曲もない)、とりあえずロックの歴史的名盤と呼ばれるアルバムを一通り聞いていった。もし今僕が音楽について一般的な日本人よりも多少詳しいのだとしたら、それはこのときの10000曲ブートキャンプの影響が大きいと思われる。

 

 アルバムを聞いたらとりあえず音楽についてわからないなりに頑張ってコメントをする、という縛りを設けていたが、1400曲ごろの時点になると守れなくなっている。

 

 嫌ならやめればいいのに……。